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脈々と受け継がれるドラマ「EDダンス」

木曜日、『ドクターX』新シリーズに主演した米倉涼子さん。金曜日、『あさイチ』プレミアムトークに登場した天海祐希さん。両者の共通点は新旧“視聴率女王”という称号以外に、ドラマ内で「EDダンス」を披露したという点があります。

ドラマのEDで、出演者が必ずしもキャラクターと関係ないダンスを披露する「EDダンス」。天海さんは『女王の教室』(2005年)で、全く笑わない教師役を演じていたのに、EDでは笑顔で華麗に踊り、米倉さんは『ナサケの女 国税局査察官』(2010年)でヒップホップ系の激しいダンスを披露。

その後も『マルモのおきて』(2011年)、『都市伝説の女 Part2』(2013年)、『最高の離婚』(2013年)、『問題のあるレストラン』(2015年)とEDダンスの系譜は続き、2016年の『逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)』の「恋ダンス」が大ブームになり、「EDダンス」効果が再評価。

最近ですと、前クールの『お耳に合いましたら。』の伊藤万理華さんが、毎回ゲストを絡めてダンスを見せてくれていましたし、今期ですと『つまり好きって言いたいんだけど、』での大原櫻子さんと櫻井海音さんが絡んだEDダンスが、正直、ストーリーは飛ばしてでも見て欲しいレベル(笑)。

今後はTBS火曜ドラマ枠の新作『婚姻届に判を捺しただけですが(ハンオシ)』が、偽装結婚という『逃げ恥』的ストーリーなだけに、EDダンスもあるかな、などと期待していますが、あいみょんが主題歌担当なのでないかな。さてどうでしょう?

余談ながら、一番好きなEDダンスは、剛力彩芽さん主演の『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(2016年)です。元々ダンスに定評のある剛力さんがキレキレの動きを見せていますし、共演の滝藤賢一さんや高橋一生さんも笑顔で踊っていて、本当に楽しそう。未見の方は是非。


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