今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康（後の徳川家康＝松本潤さん）が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第43話「関ヶ原の戦い」。

秀忠（森崎ウィンさん）率いる主力軍が来ない。真田の罠にはまってしまったのだ。西軍に圧倒的に数で劣る家康は野戦での勝負を決断。決戦の地に関ヶ原を選ぶ。そして大量の密書をばらまき、敵に切り崩しを仕掛ける。

東軍の主力である秀忠（森崎ウィンさん）軍が、真田に足止めされたため到着しない中、西軍・石田三成（中村七之助さん）側はすでに10万の兵がいて東軍を圧倒。毛利輝元（吹越満さん）の本軍が到着すれば、もはや勝ち目がない家康でしたが…。

結果的に調略戦に勝利した家康。輝元は最後まで動かず。キーマンである小早川秀秋（嘉島陸さん）も最終的には家康側に付き。これまで数々の戦を潜り抜けてきた家康の「勝負勘」が光った戦いでもありました。

西軍は総崩れとなり、東軍が勝利。島津相手に最後まで奮闘した井伊直政（板垣李光人さん）の「ついにやりましたな。天下を取りましたな。信長にも秀吉にもできなかったことを、殿がおやりになる。これから先が楽しみだ」の言葉に胸熱。

数日後、捕らえられた三成と対面した家康。ボタンの掛け違いと言いますか、茶々（北川景子さん）の謀略といいますか、最後まですれ違った二人。まあ、歴史の必然だったんでしょうね。三成、京・六条河原で斬首。

地味で友達も恋人もいないアラフォー、経理部の田中（木南晴夏さん）の裏の顔は、超セクシーなベリーダンサー。その正体を知った同僚の派遣OLの朱里（生見愛瑠さん）。正反対な2人の関係性が化学反応を起こすラブコメディー『セクシー田中さん』の第4話。

四十肩になった田中さんは、ベリーダンスが踊れず落ち込むばかり。田中さんが自分に好意を持っていると誤解した笙野（毎熊克哉さん）は、甲斐甲斐しく世話をする中で、自分の「普通」が他者にとっての「普通」ではないと気付き始める。

友人・小西（前田公輝さん）に対し、田中さんは「おばさんなんだよ。抱けないよ」と言っていた笙野ですが、四十肩の田中さんに病院を紹介したり、手料理を持参したり。田中さんも失礼な物言いの男とは思っているのですが、いつの間にか受け入れていて。

一方の朱里は進吾（川村壱馬さん）との関係性に悩む中、ベリーダンスに邁進。まだ未熟ながらショーにも出演。セットを壊す大失敗をやらかしますが、何とか乗り切り。

その後、再び田中さん宅でお茶することになった笙野。田中さんが密かに恋する三好（安田顕さん）のことを全否定する笙野にブチ切れ。そのことを知った朱里は、思いの外、田中さんと距離を縮めている笙野に殺意を抱き…。

田中さんと笙野がくっつく未来があるのでしょうか。