気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』に主演する飯豊まりえさん。

新垣結衣さんや川口春奈さん、永野芽郁さんら人気女優を多数輩出している『ニコ☆プチ』『nicola』の専属モデルとして人気を博していた飯豊さん。その後も『Seventeen』や『Oggi』などで専属モデルを務めるなど、現在もモデルとしての側面が比較的強い印象。

2014年頃から連ドラに連続出演し、ネクストブレイク女優と言われるようになった飯豊さん。朝ドラ『まれ』で知名度を高めましたが、この頃の作品としては『学校のカイダン』（2015年）を挙げておきましょう。広瀬すずさんの初主演作で、飯豊さんは主人公と対立する「プラチナ8」のメンバー役。

名門学園に特別採用枠で編入した高校2年生の春菜ツバメ（広瀬さん）。しかし、学園は“プラチナ8”と呼ばれる裕福で華やかな生徒たちがトップに君臨し、牛耳っていた。ド底辺の「女子高生」×天才の「スピーチライター」（神木隆之介さん）。誰もが見たことのない新たな学園ドラマ。

『マジで航海してます。』（2017年）で初主演した飯豊さんでしたが、映画『暗黒女子』（2017年）では清水富美加さんの出家騒動、『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』（2018年）ではメグリンバッシングと、可哀そうな時期もありました。

そんな中、新境地を見せたのが『サイン -法医学者 柚木貴志の事件-』（2019年）。ハラスメント上等の主人公（大森南朋さん）の解剖医に食らいついていく、タフな新人解剖医役を熱演。

権力に屈することなく真実と正義を追求する解剖医・柚木貴志（大森さん）ら日本法医学研究院の法医学者たちが、不都合な事実を隠蔽する権力社会に立ち向かう姿を描く。

最後は、昨年末に放送された『岸辺露伴は動かない』（2020年）。 荒木飛呂彦さんの人気マンガを実写化した同作。主演の高橋一生さんとヒロイン役の飯豊さんがはまり役。続編希望の傑作。

「ジョジョの奇妙な冒険」からスピンオフした荒木飛呂彦の同名傑作漫画を映像化！高橋一生演じる漫画家の岸辺露伴が、遭遇する奇妙な事件に、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を使って挑む姿を描く！