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ドラマ日記『共演NG』(最終回)

25年間“共演NG”だった元恋人同士の大物俳優・遠山(中井貴一さん)と大園(鈴木京香さん)が、ドラマで再共演することから始まるラブコメディ『共演NG』最終回(特別編)。まさかのタイミングで、出演者の小澤廉さんに文春砲がさく裂。

前回で一応の最終回を迎えた本作。今回はスポーツ関東の中川記者(橋本じゅんさん)が、ショーランナーの市原龍(斎藤工さん)に独占インタビュー、その意図を探るという体で、本作の名シーンを集めた総集編的な構成。これもちょっと新しい試み。

最終回放送当日に飛び込んできた、出演者の小澤さんによる元カノへのDV報道。テレ東の対応が注目されましたが、カットなしで放送されました。Tverでも配信されていますので、興味のある方はどうぞ。

本作自体が「虚実」入り混じる作風だっただけに、この報道のタイミングも仕組まれたもの?あるいは、小澤さんのキャスティング自体も?とすら思わせましたが、2大ビール会社のスポンサーを考えたら、さすがにそれはないでしょうね。

最後に市原が語った言葉を書き記しておきます。全てのドラマ制作関係者への、叱咤と激励と受け取ってもいいのでしょう。特に、日本テレビな。

日本のドラマを変えたかったからですよ。ここ数年、配信系メディアを通じて世界中の優れたコンテンツが続々押し寄せてきているのに、日本のドラマは大きく遅れをとっている。その差は今後ますます大きく広がるでしょう。

脚本、キャスティング、業界のしがらみ、あらゆる忖度、制約が邪魔をして優秀なクリエイターが挑戦できないでいる。だからそれを全て取り除いた状態でこのドラマを作りたかった。

テレビ東京の蛮勇に拍手。




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