ドラマ日記『#リモラブ』(最終回)

ドSで完璧主義ながら、実は“恋愛弱者”の産業医・大桜美々(波瑠さん)の恋を描くラブコメディ『#リモラブ』最終回。キスなしのハッピーエンドが、ソーシャルディスタンスを謳ってきた同作らしい。

すれ違ってしまった美々と青林(松下洸平さん)、息子の言葉で、富近(江口のりこさん)に別れを切り出した朝鳴(及川光博さん)、栞(福地桃子さん)にプロポーズを断られた八木原(髙橋優斗さん)の3組のカップルだったのですが…というストーリー。

先週、破局危機ぐらいの勢いだった美々と青林はあっさり関係回復。なんだか、『この恋あたためますか』的既視感。他2組もハッピーエンドと、こちらは『姉ちゃんの恋人』がデジャブ(笑)。

朝ドラ『スカーレット』をしっかり見た派としては、同作ブレイクの松下さんが、さらに演技の幅の広さを見せ、民放ドラマでも知名度を高めたことは一番の収穫。富近先生を中心に名言が多かったところもよかったかな。

ただ、個人的にはハマり切れなかったし、コメディードラマの難しさを改めて感じました。演じる方も難しいでしょうし、視聴者の好みが分かれがちですからね。正直、波瑠さんの『もみ消して冬』も自分的にはダメだったしなあ。

最後は余談。美々の出身が「福岡県博多」出身問題。本編では「博多の田舎の山の方」発言ぐらいしか触れられてなくて、ネットでは「博多区に山はない」というような意見も散見されましたが、他県から見ると「博多=福岡市」だったりしますから、福岡市早良区野河内渓谷あたりと想像しました。



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