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ヤバ藤、振られたってよ…今週の『らんまん』

江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第11週「ユウガオ」。

竹雄(志尊淳さん)が働く西洋料理店に、寿恵子(浜辺美波さん)と高藤(伊礼彼方さん)がやってきた月曜日。高藤は寿恵子を元老院議官・白川永憲(三上市朗さん)の養女にする話を勝手に進めていて。

驚いた竹雄は印刷所で働いている万太郎に報告するも、まだ石版印刷の出来栄えに納得していない万太郎は「わしは植物学者として寿恵子さんを迎えに行きたい」と意地を張り。舞踏会開催までの時間との勝負。

万太郎が大畑(奥田瑛二さん)に、植物学雑誌の印刷を注文した火曜日。また、標本分類の完成を田邊教授(要潤さん)に報告し、自分が土佐から持ってきた標本も併せて、ロシアに送って問い合わせてもらえることに。田邊の操縦方法をマスターしたかに見える万太郎ですが、田邊には冷徹な一面も。

一方で、万太郎を邪険にしてきた徳永助教授(田中哲司さん)が、キャラ変したかのようにいい人に。日本文学が好きな徳永と、万葉集が好きな万太郎の間に、和歌を通して初めて温かな心の交流が生まれました。

寿恵子が万太郎からもらった植物画を破ることができなかった水曜日。万太郎は徹夜で下絵を完成させ、ついに石板に自ら植物画を描き始めました。

クララ(アナンダ・ジェイコブズさん)とダンスレッスンを続ける寿恵子。パートナーを思い浮かべてみるよう助言され、妄想で万太郎とダンス。

クララに愛する人がいると見破られた寿恵子は、「生きなさい。愛のために」「心のままに」との言葉をもらい吹っ切れた様子。『あさイチ』華丸さんは「高藤さんがフラれるカウントダウン」と(笑)。

万太郎の手による植物学雑誌が無事完成した木曜日。田邊も認める出来栄えでしたが、田邊は自分の発案であると手柄横取り発言。こういう時に人間性が出ますね。

関係者一同を集めて、万太郎は牛鍋屋で雑誌創刊の祝宴を開催。万太郎が大畑夫妻に「大事な話がある」と言い出したため、娘・佳代(田村芽実さん)は、自分への結婚申し込みと勘違い。万太郎は、大畑夫妻に寿恵子との仲人を頼んでいたのでした。佳代、あっさり失恋(笑)。

この日の『あさイチ』ゲストは要潤さん。「朝ドラ受け」を受けつつ、「(田邊)は悪いやつですね~」、「僕も助教授寄りです」と。

舞踏練習会の発足式当日。大安の早朝に、大畑が白梅堂に釣書を届けた金曜日。寿恵子は高藤とダンスを踊った後、彼の一等国への野心に満ちた言葉と消し難い身分差別意識に反発。

「どうして、生まれ変わらなくちゃいけないんですか」と高藤を振り、クララに感謝の言葉を述べて万太郎の元へ。ユウガオのお姫様と抱擁する万太郎。先は長いですが、まずは良かったですね。

余談:TVerで配信中の深田恭子さん主演『初めて恋をした日に読む話』(2019年)の第1、2話をあらためて見ました。横浜流星さんのブレイク作ですが、永山絢斗さんも当て馬のいいキャラで出演していて。面白さを再確認。中村倫也さんも含めての三角関係でしたね。


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