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女優ノート『菜々緒さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』に出演する菜々緒さん。プラチナムプロダクション所属。

2009年から本格的に芸能活動を開始。レースクイーン、ファッションモデル、タレントを経て、2011年に『ウレロ未確認少女』で女優デビュー。翌2012年に『主に泣いてます』でドラマ初主演。

近年まで悪女役のイメージが強かった菜々緒さん。『ファースト・クラス』(2014年)に続いて、『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(2015年)で演じた殺人犯がはまり役。これがブレイク作といっていいでしょう。傑作。

警視庁機動捜査隊の里見偲(松坂桃里さん)と、猪熊夕貴(木村文乃さん)。仕事上ではコンビの二人だが、実は恋人同士。職場で恋人関係がバレたら即異動のため、秘密にしている。そんなある日、変死体発見現場での謎の美女・橘カラ(菜々緒さん)との出会いが、二人の運命を大きく変える。

悪女役を超えて、今回の『TOKYO MER』のような意志の強い女性役も似合う菜々緒さん。ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(2018、2020年)の身辺警備役もそのひとつ。同僚(斎藤工さん)との恋模様も。

日ノ出警備保障に身辺警護課が新設される。警備員の島崎章(木村拓哉さん)は、メンバーと共に“新人ボディーガード”として身辺警護課に着任するが…命を左右する緊迫した状況に、丸腰で⽴ち向かうボディーガードたちの熱く、泥臭い戦いの⽇々を鮮烈に、そしてリアルに描く人間ドラマ。

最後はちょっと意外な役だった『インハンド』(2019年)。菜々緒さんは、主人公の科学者(山下智久さん)に様々な依頼をしてくる女性官僚役。なかなか面白い作品でしたが、続編はないんだろうなあ。

ロボットハンドの義手を持つ無愛想でドSな変わり者の天才科学者・紐倉哲(山下さん)が、お人好しの熱血助手・高家春馬(濱田岳さん)と美人官僚・牧野巴(菜々緒さん)と共に、次々と巻き起こる難事件をあっと驚く科学的な方法で鮮やかに解決していくヒューマンサイエンスミステリー。



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