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ドラマ日記 『インビジブル』(第2話)&『パンドラの果実』(初回)

悪を憎む刑事の志村(高橋一生さん)と、悪を誰よりも熟知した“インビジブル”のキリコ(柴咲コウさん)が、闇に隠れていた凶悪犯“クリミナルズ”たちをあぶりだすジェットコースターサスペンス『インビジブル』の第2話。

キリコは次の事件を示唆し、ある動画配信をチェックするよう伝える。映像を見た犬飼(原田泰造さん)は驚く。大学生たちが掘っていた地中から、大量の人骨が出てきた。遺体は6人の若い男女。殺したのは少年少女を食い物にする“調教師”と呼ばれるクリミナルズだという。

“調教師”を「最悪な犯罪者」と呼ぶことから、キリコの中にも線引きが合って、アウト判定な人間を警察に捕まえさせるために、情報提供しているということなのかな。とはいえ、なぜに志村を指名するのかはまだ不明(『直虎』転生な宿命とか)。

“調教師”は奈保子(入山法子さん)なのかと思わせておいて、実は人権派弁護士で、奈保子の母・智寿子(久本雅美さん)だったというオチ。久本さんは『その女、ジルバ』以来。入山さんは『シジュウカラ』に出てましたね。キリコの片腕役で板垣李光人さんも出てるし。

最愛の妻を亡くした警察庁の警視正で、科学犯罪対策室を創設した小比類巻(ディーン・フジオカさん)が、アドバイザーとして天才科学者の最上(岸井ゆきのさん)を迎え、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当する『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』の初回。

科学犯罪対策室が扱う最初の案件は、最先端のロボット開発を手掛ける神楽テクノロジーのCEO・安井(佐藤貢三さん)が遺体で発見された事件。 安井は、社内でロボットの動作確認を行うシミュレーションルームという密閉された空間で、意図的に「呼吸困難」にさせられ、殺害されていた。

「ロボットは人間に危害を加えてはならない」などで知られるアイザック・アシモフのロボット工学の三原則をベースに、ロボットが殺人を犯したのかどうか案件でスタート。

実はロボットには、前CEOで亡くなった神楽(村上新悟さん)の脳がプログラムされていて、全消去を命じる安井を、開発チームの郷原(内田理央さん)が殺害したという真相。ロボットが人間的な葛藤を見せるなど、SF風な味付けも。

小比類巻の亡くなった妻・亜美(本仮屋ユイカさん)は、実は冷凍保存されていて、未来の科学で生き返らせる希望を持っていることが判明。実際に、ビジネスがありますから、荒唐無稽とも言い切れないところ。



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