ドラマ日記『未来への10カウント』(第8話)&『17才の帝国』(最終回)

生きる希望を失った、元高校ボクシング4冠の桐沢祥吾(木村拓哉さん)が、高校ボクシング部のコーチに就任したことで、徐々に熱を取り戻す、青春スポーツ・エンターテイメント『未来への10カウント』の第8話。

ボクシング部一番の実力者・西条(村上虹郎さん)が、脳動脈瘤を抱えていることが発覚し、ボクシングを断念するよう医師から宣告される。

ボクシング部を退部して、女子だらけの演劇部に入った西条。平気な顔をしていたものの、やはりボクシング部が気になるようで。桐沢は、自分が網膜剥離でボクシングを奪われた話と、どんな形であれ希望を見出すことができることを伝え、西条は裏方としてボクシング部に再入部する展開に。

一方、焼鳥屋再開と非常勤講師&コーチのどちらを選ぶか悩んだ桐沢でしたが、結論は全てやることに。そんな中、折原(満島ひかりさん)は桐沢に「圭太(川原瑛都さん)のお父さんになってもらえないか」とプロポーズ。来週、第9話が最終回。再婚するかな。

近未来の没落した日本で、AIを活用した実験都市プロジェクト、通称UA(ウーア)構想が始動。AIが都市の首相に選んだ17才の少年・真木亜蘭(神尾楓珠さん)らが、AIを駆使して改革を進めていく『17才の帝国』の最終回。

平(星野源さん)は、7年前の献金事件の鍵を握る日記を手に入れる。そこには、鷲田(柄本明)政権を揺るがす重大な秘密が書かれていた。総理官邸を訪ねる平。一方、AI・スノウは、自らに迫る危機を察知し、真木と平がいない間に、サチ(山田杏奈さん)を取り込み暴走を始める。

スノウの暴走でウーアーがシステム障害を起こしてしまうも、真木は隠すことなく、自分が亡くなった少女を元に、スノウを造り上げたことを正直に住民に説明。支持率は急落し29%ととなり、ついに真木は総理を罷免されます。

最後の挨拶に向かう真木の靴を、平が磨き「君はこれからもウーアの初代総理だ」と語りかけるシーンが秀逸。そして、3年後、平は日本国の総理大臣に就任。“青い夢”の行方がどうなるのか、続きが見たい最終回でした。


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