ぬいぐるみ病院にホスピタリティを学ぶ

病院にいった。

僕がいきつけの病院はものすごく腕のわるい老人がやってる内科医だった。ものすごく腕がわるくて、いけばいくほど悪くなるけれど、いつもにこやかで優しくて好きだった。4メートル歩けば愛想の悪くて最悪だけど腕のいい医者がいるにも関わらず。

最近ぬいぐるみ病院のHPをみている。

ぬいぐるみ健康法人もふもふ会 フモフモランドぬいぐるみ病院

株式会社こころが運営するぬいぐるみの病院で、痛んだり損傷したりしたぬいぐるみを補修してくれる会社である。そういう事業は実は結構いっぱいあって、以前はユザワヤでも手がけていた。

人間不信の塊のような僕にとって、ぬいぐるみをだっこしながらゲームをする時間は至福であり運命である。ぼくが死んだらこの子たちも一緒に墓に入れて欲しい。

 ぬいぐるみ病院では、ぬいぐるみは「物」ではなくて「患者様」である。だから、そこにはホスピタリティがある。そのホスピタリティのマニフェストが「三つの約束」といわれるものだ。これがまた、すばらしい。

高い技術力で治療をする「クオリティ」
患者様お一人お一人を愛し、こころを込める「ケア」
素敵な思い出を作っていただける「イベント」

つまり「技術」「愛情」「出来事」の三つをクリアにするわけだけれど、多くの病院では「技術」と「愛情」がすでにシーソー状態であり、「イベント」なんてやるだけ無駄という空気がながれている。

ぬいぐるみ病院におけるイベントとは、たとえば退院パーティに設定されるこれだ。

http://fumofumo-san.land/member/2017/08/20170830/

一緒に治療をがんばったぬいぐるみたちがあつまって退院パーティをするのだ。この写真が可愛い。可愛いを通り過ぎて、もう俺がいきたい。

長い記事は面倒なので、いろいろ細かいところはかっ飛ばすことにする。ようするに大事なのは、この病院では「患者様」は一つのエンターテイメント的な主役であることを心情としている。自宅にいてご主人様に愛されているのとは違った体験をぬいぐるみがする場なのだ。これは一時期話題になった「ぬいぐるみ旅行社」のコンセプトも同じだ。

(中略)

人間のほうがぬいぐるみ以下じゃないですか! 元気になればいいってもんでもないんですよ!

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