「ゲームで勉強」は「飽きた」に致命的に弱いので、いまいちうまくいかないのかもねって話。

今日はめちゃくちゃ疲れていて、早く眠りたかった……にも関わらずアンチャーテッド・コレクションを遊んでいたので、こんな時間になってしまった。さあ、今から寝ようと思って布団に入る。でも、こういう時に限っていろんなことが起こるのだった。

僕の周囲にはけっこう教育関係職の人が多い。いわゆる「がっこの先生」だ。それはそういう学問分野を勉強したからなんだけど、僕自身はそういう仕事をキチンとしたことはない(これからも無いかもしれないけれど)。でも、逆にキチンとした仕事の人から、ヤクザな商売をしている者に聞きたいこともあるらしい。つまり深夜ゼロ時ぐらいに受けたのもそういう話の一つなわけだ。

シリアスゲームって知ってます?

世には「シリアスゲーム」というものがある。平たくいえば「まじめなゲーム」。勉強することを目的としたゲームだ。

ゲームはいろいろな知識や技能を与えてくれる。エイジオブエンパイアで世界の文明を勉強した子がいるように、あるいはアンチャーテッドで「シバ語」や「エノク語」を知った子もいるだろう。アサシンクリードでアサシンの歴史を知って……もいいことはないけど、いるかな。いてもいい。

 そういう「げーむで得た知識」を最大化しよう、というのがシリアスゲームのいくつかある基本的な思想の一つだ。ゲームが好きで勉強が嫌いな子供にとっては、ゲームすることが直接勉強することになれば最高じゃない? というわけだ。なおこれでイチバン「ウケている」ゲームが陸軍の適性を量るFPSというのが最高に笑える。さらにいまやテロリストのスカウトもシリアスゲーム越しに行われている。こっちはけっこう笑えない。

 ところが、このシリアスゲーム。実はあんまりうまく行っていない。学習塾や大学などがかなりコンテンツ制作に力をいれており、9教科全て分ぐらいのコンテンツはあるけれど、シリアスゲーム「だけで」東大に入れる子供を量産できるような体制はいまのところなく、当分はなさそうだという状態だ(これはシリアスゲームの中心的なターゲットが中高生なのだという意味でもある)なんでなのか僕の私見を聞きたいというのが電話の趣旨だったけど、そんなむつかしいことわかるわけがない。

 でも、ふとアンチャーテッドをやりながら思いついたことがある。

ゲームは飽きるとつまらない(致命傷)

 それは、ゲームは飽きられたらお終いで、飽きたものをリターンさせることにあまりにも無力なのだ。しばしば勘違いされることだけれど、「ゲームが面白い」という場合の多くの場合は、特定の一つのゲームが面白い、ということではない。いろいろなゲームで遊べる事が(例外もあるけれど)面白いんだ。

 こうした面白さは新しいゲームが次々に投入されないと担保できない。一つのゲームを五年やることはほとんどないだろうし、たとえば9教科分のゲームコンテンツがあったとしても、それが月に十本ずつリリースされるような環境はどっからどうみてもとありそうにないし、飽きたゲームをやり続けることは惰性でしかない。

 本質的にあるゲームが面白いのではなく、たくさん遊ぶ中で面白いゲームにあたることがある、という差異化された反復こそが「テレビゲームは面白い」という経験の由来なのだ。

 で、シリアスゲーム全般がテレビゲーム(スマホゲー)と同じように面白いコンテンツを次々に生産してそれを市場が吸収できるほどの環境があるかないかは微妙なところだ。今後教科書もタブレットの電子書籍にする(マジでやめたほうがいい)らしいけれど、飽きた時に捨てられる運命は避けがたいものがある。

飽きた(最近そればっか)

 もう一つはたぶん、いままでの蓄積されたゲームは特定の小さな反復をやり続けるのには適しているけれど、広いまとまりを学習するには向いてない。そして、机に向かってコツコツ勉強することは最初からそれなりにつまらないからこそ、飽きたとしても諦めがつくのかな。ってことをかいた辺りで飽きたし眠いので寝ます。おやすみゆ☆

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