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ねんどろ合同写真展 【アフターレポート(こぼれ話)①】

2024年3月8日(金)〜10日(日)、東京渋谷のテリトリー・ギャラリーで行われた「ねんどろ合同写真展 ねんどろちゃんのいる日常〜うちの子といっしょ。」。3日間で予想を上回る200人を超す来場者がありました!
ねんどろ合同誌の発展系・集大成として行なったこの写真展、主催者コムロの製作こぼれ話、お付き合いください!

「ねんどろ合同誌、やらないんですか?」

 「コムロさん、合同誌やらないんですか、今度は参加してみたいです!」
マジカルミライでよく見かける風景、ねんどろいど同士の「うちよそ写真」を撮りながら、フォロワーさんからよく聞かれます。「う〜ん、どうかな〜。もしあれば是非〜💦」と歯切れの悪い返事。
 今までに5冊出版してきましたが、結構エネルギー使うんだよね…。
細かいレギュレーションや期限などの連絡調整、データのやり取り、編集、校正、入稿、完成後の発送作業と金銭のやり取り…。思い起こすとつい二の足を踏んでしまうのです。
 が、やはりミクさん16歳、16周年に何もやらないわけにはいかないかな…
また、本業の仕事も来年は状況が変わり、ミク活できないかもしれない!
…何よりねんどろ好きの皆さんのお声があるのならそれに応えよう!と、今回もようやく重い腰を上げたのでした(笑)。
 しかし、どうせやるなら、温めていた企画を実現しよう。そう、リアルな「写真展」を!3/9のミクの日に!!これがたぶん世界で初めての?「ねんどろ合同写真展」へのスタートでした。

「ねんどろ合同誌」への思い

 さて、改めてねんどろ合同誌について簡単にご紹介。以下写真展パネルから引用。

『ねんどろ合同誌の前身は、2019 年 12 月に inamura さん とちょたさんとコムロの3人で「うちよそ撮影会」をやろう、 ということで何となく始めた撮影オフ会でした。(中略)好評であったことから、2020 年 3 月に2回目の「うちよ そ撮影会」を予定していた矢先、新型コロナウイルス感染症 拡大のため中止となってしまいました(泣)。その代わりはないかと模索していた時に、inamura さんの 「ねんどろの合同写真集ってないね」というツイートに、「じゃあやろう!」とコムロが飛びつき生まれた写真集です。 今までに5冊刊行され、毎回「テーマ」に沿った皆さんの 素敵で可愛い、愛情のこもったねんどろ写真を堪能することができます。延べ 337 人のかたにご参加いただきました。』

歴代ねんどろ合同誌

 今でこそ、本当にねんどろいどやねんどろいどどーるの、本当に上手で可愛い写真がSNS上に溢れています。しかし、最初の撮影会をした時はまだまだねんどろいどどーるユーザーも少なく、どーる服も靴も今みたいにたくさんない中、一生懸命毎日写真をアップして「ねんどろ沼への案内」をやっていた頃に始めることとなった合同誌。

 実は当初、コムロはinaさんやちょたさんのような素晴らしい写真を撮れるわけでもない、劣っている人間が、合同誌を主催していることに違和感を持っている人や、「虎の威を借る狐のくせに」とODD&ENDSのような感情を持っている人もいるのではないかと心配していました😂
 でもシンプルに「みんなで楽しくねんどろを愛でる」=「楽しいことを共有する場を作ること」=「自分が楽しいと思えること」という気持ちで始めました。そしてこの想いは今も変わりません!
 今まで参加してくださった方々、アドバイスやお手伝いをしていただいた方々に改めて感謝!39です!!

テリトリー・ギャラリーとの出会い

 さて、今回は合同誌を発行するだけではありません。「写真展」としてリアルに会場での開催です。いつもなら、写真テーマを決めて、冊子のページ数を見込み、印刷費や郵送代などを概算して参加者を募集、作品を集めて編集し印刷、発送するだけ(これでだけでも大変w)でしたが、まずは「どこでやるか」を決めないと先に進めませんでした。

 ただ、当初から3月9日の「ミクの日」に開催することと、語呂合わせで作品は39作品とすることは決めていました。そしてこの企画の前に、知り合いの絵師さんが自由が丘で個展を開いていたことも参考にしつつ、「都内でアクセスの良い、オシャレなギャラリーを程よい価格で」を、毎日ネットのレンタルスペースを検索しながら探しました。が、なかなかいい展示場所を見つけることができません…😅

 「安いところは駅から遠い」「都内でも多摩地区のギャラリーは安いし広いけどアクセスが悪い」「都内の一等地だと話にならないくらい高い」「オシャレなギャラリーは高い」「みんな大好き秋葉原の周辺でないかしら?」などなど…条件を絞りながらの手さぐりのある日、奇跡的にヒットしたんですよ、全ての条件を兼ね備えた「テリトリー・ギャラリー」さんがっ!!

テリトリー・ギャラリー

 秋葉原も通っているJR総武線の「千駄ヶ谷駅」より徒歩5分の近さ。しかも渋谷区千駄ヶ谷ですよ?あの「マジミラ2014」TOKYO会場だった東京体育館のそばですって??
 さらに白基調でコムロがイメージしていたオシャレなギャラリーと一致。
 しかもレンタル料がびっくりするほど格安。3日間で88,800円??格安すぎて何か裏事情があるのでは、後々高額請求されるのではと疑ったほどです(笑)😂 

 ともかく3/9も空いていたので、早速仮予約をするために問い合わせるとオーナーの松田さんから親切に内見を勧められたため、合同誌発足当初からコムロを支えてくれているフォロワーさんの一人のGUROさんと視察に。 

 実はここでもう一つの奇跡が。このギャラリーのすぐそばに、コムロファミリーとして仲良くしてくださっているフォロワーさんが住んでいたのです!!結論から言うとそのフォロワーさんのお家に事前・事後の展示物搬入・搬出物を預けることができて、とんでもなく展示がスムーズにできたのです!!こんな奇跡ってあります? 

 そして、3人で視察することとなり、当日はオーナーご夫妻も立ち会ってくださり、ご案内をいただきました。説明を受ける中、我々はおもむろにねんどろちゃんや合同誌を取り出して今回の趣旨を説明。はじめてみる「ねんどろいど」とその写真。正直「?」なお顔のオーナーさんたちを横目に、早速展示什器などを測ったり、イメージ写真を飾ってみたり…。
 知っている人は知っていますが、コムロはもともと博物館の学芸員でしたので、展示は大好き、お手のものなので、実はこの時点で3/9の展示イメージは全て頭の中に完成していました。

 そんなわけで、2つの奇跡が重なったこのギャラリーに出会った瞬間に、今回の合同写真展の「約束された勝利」を確信しました✨(結果論で言ってるわけではないよ。ホントにそう思ったんだよ!)

【アフターレポート(こぼれ話)②】に続く🔜

白基調のオシャレなギャラリー      
下見の時の様子。この時すでに展示イメージは完成


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