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ねんどろ合同写真展 【アフターレポート(こぼれ話)②】

39名の作品選定への葛藤

 素敵な会場にも出会えたので、早速ツイプラを立てて参加者を募集。
 事前のアンケートから、今回のテーマは「うちの子とおでかけ」。ミクの日に合わせて39名のテーマに沿った作品を会場にリアルに「展示」し、その「展示図録」として合同誌を作成するというコンセプトで、募集をかけました。
 毎回、何気なく募集をかけているように感じているかもしれませんが、実は回を重ねるにてこの募集が悩ましいのです💧。

 と言うのも、合同誌を参加者を募集するにあたり、コムロがこだわっていることは、「写真が下手だから」だとか、「スマホ写真だから」だとか、「フォロワーじゃないから」とかを気にせず、「好きなことに対して、誰でも手軽に、SNSに投稿する感覚で参加してもらい、SNSでは味わえない、リアルの写真集の体験をしてもらうこと」と「みんなで作り上げること」なので、相互フォローとか関係なく、だれでもウエルカム、参加の裾野を広げて、皆さんの参加をお待ちしているのです。

 とはいえ、参加者が増えれば編集や発送が大変にもなりますし、何より後述するトラブルにも発展することもしばしばありますので、その度にフォロワーさんから「FF限定など、参加者の条件を付してはどうか」との助言もいただいて、悩んだりもしました。でも、冒頭でも語りましたように、「今度は合同誌参加したいです!」「また次回も参加します!!」との声に応えたいと思い、目安の定員は設けますが、今まで発行の合同誌では、参加希望者は全員受け入れ、全作品を冊子にまとめてきました。
 しかし、今回は展示もあるので、参加費が印刷代だけでなくレンタル代も加味されているので高額になること、また展示スペースが東京であるため、遠方のかたは見られない可能性が高いこと、そして会場の広さから、当然展示できる写真にも限りがあり、「39名」と絞っていたことから、果たして参加者があるのか未知数でした。

 ところが募集を開始すると、ありがたいことに結果は69名の応募がありました。今までは全員を合同誌に掲載していましたが、今回はここから39名に絞らなくてはいけない、つまり意欲ある30名を落とさなければならない…。

39作品の枠に69名の参加希望が

 そこで今回はやむをえず、忖度のない「デジタル抽選」で39名を選出しました。残念ながら39名に選ばれなかった方々には、歴代参加者のかたも、今回初参加していただいたかたも😭。
 う〜ん、全員選びたい…やはり参加したいという気持ちを大切にしたい!そこで当初は予定していなかった、ミニミニ展示として、展示スペースを捻出し、合同誌でも掲載ページを追加するという案を提示、そこでも展示OKという25名の方々の作品を、今回追加展示することとりました。

毎度のトラブル、予想外のトラブル💦

 39名の選定も終わり、ミニミニ展示のメンバーも決まり、あとはテーマ「うちの子とおでかけ」に沿った写真の提出を待つばかり。この提出を待っている間に大体のページレイアウトデザインを、「Adobe InDesign」で組みます。
 並行して、後述する歴代のねんどろ合同誌のイラストを担当いただいている絵師のげんまい茶さんと雪子さんのお二人にイラストの依頼とイメージの共有を行います。
 今回はちょうどグッドスマイルカンパニーさんが公式に「#ねんどり」写真コンテストも行っており、また募集から締め切りまで短い期間でしたので、参加者の皆さんは撮影が大変だったと思いますが、いつものように締め切りリマインドをしつつ、データの受け渡しや、合同誌の校正を行いました。
 で、ここで毎回連絡が取れなくなるかたが出ます。締切守れない、意思確認できない、音信不通…もうね、慣れました(苦笑)😂。匿名のSNSでのやり取りの怖さはここにあります。学生、社会人、老若男女、体調の良し悪し、多忙、暇、、、いろんな立場、属性のかたがいて、状況の変化もあるでしょうから、それをある程度見越して期間を決めて連絡していますが、遅れる、辞めるなどの事態が生じた場合、やはりみんなにも迷惑もかかるので、仕事ではない趣味の集まりとはいえ、最低限のマナーというか、少なくとも連絡は欲しいですよね(泣)。
 今まではそれでも粘り強く連絡を取りましたが、今回は展示という試みということもあり、残念ながら39名枠を変更せざる得ない事態となってしまいました(いい写真でしたのに…)。
 とまぁ、ここまでは毎度のトラブルである程度予測の範囲でしたが、今回はちょっと想定外の出来事が!ことの真偽は分かりませんが、今回の企画の参加者のお一人と、今回は参加していないが、かつて参加したことのあるかたとの間での人間関係のトラブルに、「ねんどろ合同写真展」が巻き込まれました💦。
 まさに想定外、双方からコムロに連絡があり、はっきり言って「?」な状況の中、相手への誹謗、協力してほしい、配慮してほしい、などとそれぞれのご主張を展開。ねんどろ合同誌が利用されているかのようなポストや、合同写真展が終わった後の好意的なポストに対して、あたかもトラブルがあったかのような書き込み、さらにそれを注意するようにとの連絡が来たり…。幸い、事情を知っているフォロワーさんからの助言・助力もあり、合同写真展本番も無事開催できましたが…。
 せっかくの「ねんどろを愛でる場」としたい想いでやっているのにねぇ。本当にとても残念です😤。

かわいいねんどろ絵師たちの存在

 さて、気を取り直して、合同誌には欠かせない存在、その第1冊目から表紙、中表紙、挿絵、裏表紙のイラストをお願いしている、ねんどろ絵師こと「げんまい茶さん」と「雪子さん」。
 お二人とはSNS上で知り合いました。ふわふわした、ほのぼのとしたタッチの雪子さん、またねんどろ写真、主にうちよその皆さんのミクちゃんたちの写真からイラスト化してくださるげんまい茶さん。お二人ともそれぞれねんどろミクちゃんをお持ちで、写真もあげられていたこともあり、ねんどろ合同誌にも写真作品で参加されてもいます。
 そんなお二人は、イラストを通じてねんどろの可愛さを表現されていると日々感じていたので、ねんどろ合同誌の雰囲気に合うだろうと思いお声がけをさせていただきました。
 通常、写真集の表紙は当然「写真」が定番でしょうが、写真だと、そこに写っている「子」がどうしても写真集の顔となってしまい、色がついてしまう。個人出版ではそれが最適解でしょうが、ここはねんどろ合同誌。みんなのねんどろ写真集なので、どの子の写真でもない、「かわいい雰囲気」が伝わる「イラスト」をチョイスしました。
 第1冊目が発行された時に、合同誌にも参加いただいている、おてんとさんから「ねんどろの写真集なのに、表紙にイラストをチョイスするあたりがコムロさんらしい」とおっしゃっていただけたことがとても嬉しかったです(^^)
 このお二人のイラストがなければ、合同誌の尊さも半減していたことでは間違いないと思います。お二人ともとても忙しい中、時間を割いて作成していただき、またレイアウトデザインなどにもご助言いただいているので、本当「神」絵師たちです!!!
 そして今回の写真展では、このイラストがさらに尊い展開に…。

【アフターレポート(こぼれ話)③】に続く🔜

げんまい茶さん描き下ろしの表紙デザイン。                           
中表紙のイラストはげんまい茶さんと雪子さんのミクちゃんが仲良く鑑賞
                   裏表紙イラストは雪子さん。鑑賞後で疲れておねむな2人


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