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【辛い麺メント】辛い麺食べて鬼退治

実は鬼金棒はみなみの国にもあります、それも3店舗、それもFacebookで行われるラーメン・オブ・ザ・イヤー選挙で5年連続1位を取った実力店らしいです。今年は投票リストにないってことは多分殿堂入りでもしたでしょう。今日は年末ボーナスが入ったので、景気つけに今年一発目の辛い麵メントはここにします。

こちらは鬼金棒西門店です。店内は8人掛けのカウンター席のみ。満員でしたのでまず食券を確保しておきます。

15分後にやっと入店。食券を店員に渡す同時に麻辣レベルを伝えます。まずは小手調べに、辣増量、麻普通にしました。これで無事クリアできたら今度は鬼増量に挑戦してもいいでしょう。ステッカーの下には「当店は食欲を満たすためのラーメンである。スマホを見ながら歓談するカフェではない。集中して麺を味わうべし。外で待っている客がいる。食べ終えたら迅速に席を譲して頂こう」と書いてあります。尊重しましょう。

両腕タトゥーびっしりの店員さんから渡されました。麻辣味噌拉麵です。スープの表面に浮いているのは花椒油らしい。花椒の香りが鼻腔を刺激します。

太麺でしょうか。ボリュームは私にとって十分です。スープはクリーミーで麺によく絡みます。とりあえずスープを一口飲んんで攻略法を練りましょう。ずずっ……うん、濃厚です。ブレンド味噌のコクとスパイスの香りが複雑な味わいを作りだす。そして口に入れた瞬間に辛味が含蓄のなく押し寄せてきます。

これはなかなか手強い。気管に入ったらヤバそうなので麺を啜らないチャイニーズ・スタイルを徹底しました。辣油も辛いスープも気管に入らなければ安泰……とは言いがたいですが、少なくとも大いにむせてしまい店と他のお客さんに迷惑かけることを避けたい。

増量は想像以上に辛かったが辛うじて食事の範疇におさまっている。これ以上の鬼増量は果たしてどれほどの劇物でしょうか?実は鬼金棒のFacebookを見てみると過去に鬼増量に挑戦して途中で体調が悪くなり救急車が来たことが数回あったようです。こわい。でも神州無敵の桃太郎卿ぐらいタフな漢なら軽く攻略してしまいそうですが。

チャーシューというかリブというか、肉が分厚いです。直方体に切っていますのでチョコバーを食べる感覚で口に入れると歯と繊維が垂直になっていて噛み切るに労力かかります。しっかり煮込んでいておいしいです。脂も適量にあって辛味で痛めた舌をケアしてくれます。

麵と具を完食しました。さすがにスープ完飲はむりです、勘弁してください。

今回は頑張って食べれましたが、増量はよくなかった気がします。スープの繊細さがいとも簡単に辛味に上書きされてあやふやになってしまった。また来ることがあれば麻辣普通でいいかも。

最初に言った通り鬼金棒はみなみの国に3店舗もあって、西門店は湯麵がメインですが、本店はつけ麵を出しています。そこの麻辣味噌つけ麵こそ鬼金棒が5連覇できた要だと言われます。そうなると食わなきゃですね。

(続く)


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