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灼熱!真夏の南国旅!Day3

おはよう。アッツイすわ。今日は最終日、午後は新館に乗って北に帰る。残りあと数時間、有意義に過ごそう。

海が見たいので漁光島にやってきた。橋一本で本土と繋がっている小さい島だ。昔ここに住んでいた漁師たちが魚を誘いだすために焚いた灯火が暗闇の海面を星空のように飾ったので「漁光の島」と云われたと、オフィシャルサイトでこう書いてある。脚色ねぇ。

防風林いい陰を作って殺人的な紫外線を防いでくれる。

広がるビーチ、そしてその先は今や世界情勢的にHOTな水域、台湾海峡である。

海はいいものだ。見ているだけで精神が開放的になって、波を音を聞くだけで心が落ち着く。全身から汗が噴き出るにもかかわらずどこか涼しく感じる。

『海流が危険です。決して海に入らないように』とスピーカーから繰り返して流れるが、サーファーの連中が普通にボードを漕いで波に乗ってた。ライフガードが動く様子はない。よく見ると遠方にサーフィン教室のバンが止まっている。もしかして事前に申請すればOKってわけか?癒着な……?

たとえそうだとしても、ここで泳ぐ気になれねないかな。これ見てくれ。

ゴミが散らばっているかと思ったら牡蠣の殻がビーチに大量に散らばっていた。台南は沿海で牡蠣の養殖をしているのでその残骸が打ち上げられたのか?

まるでカミソリを撒かれた床を歩く気分だぜ。裸足だと絶対やばい。

ココナッツの殻だ。この辺りで自生したやつではなく誰かが売店で買ったやつを飲んでから捨てたでしょう。悲しいね。

きれいだけど踏んでしまったらひとたまりもないやつだわ。

なんかのムール貝か?また生きているっぽいのこの後海に返した。

なんかの巻貝。また生きている。まわりに付いている2つは子供かな?かわいいね。この後海に返した。

海天一線
ゴラムの像?

いやぁ楽しかった。この三日間いちばん楽しかったかもしれない。時間もそろそろなんで駅方面に戻ってバイクを返すと、電車に乗って旅の最終局面に突入。

これが台南高鉄駅の隣に新しく出来たMITSUIアウトレットパークだ。日本にもたくさんあるので紹介は省く。ここに来る目的は二つある、一つめは便が来るまでエアコンのある場所で涼しく過ごす、二つめはイールを食べることだ。土用の丑の日(7月23日)まであと二日、前哨戦といったところか。

レストランは決めてある。

金子半之助の江戸前天丼、飲み物とスープも付けるセットで500元ぐらい。写真だとインパクト抜群だが正直どんぶりはそんなに大きくない。えび天は思ったより小さくて落胆した。味はまあまあ美味しかった。半熟卵の天ぷらに驚いた。肝心のアナゴは身が柔らかくて、衣と一緒に口に入ると衣の食感しか残らない。

金子半之助は台湾に来た当初はどんぶりにはみ出るアナゴ天ぷらが話題になり、休日は2時間、平日でも1時間待たないと入店できないとか。現在金子半之助は台湾に6店舗がありそこまで待たなくても食べられる。少なくとも今日はあまり待たなかった。

なんと金子半之助はハーゲンダッツとコラボしている。-50元のチケットをもらえた。

とにかくイールを食べた。今年も先陣に立ち、迷える見習い聖戦士たちに模範を見せて導いてやった気分になった。

じゃあ帰るね。アッツイわ〜

(おわり)




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