ダビンチ没後500年、里帰り展示中の聖母子を観に片道3時間のファブリアーノへ

画像1 エルミタージュ美術館所蔵の「ブノワの聖母」がマルケ州の街ファブリアーノで1ヶ月間だけ展示されていました。
画像2 ファブリアーノの旧市街。そう、紙のブランドのファブリアーノです。
画像3 大きなアーチが開いたポデスタ宮殿。(昔ロッサナ・ポデスタと言う女優がいたっけな。
画像4 ポデスタ宮殿下の尖塔アーチ。中世の市壁の門だったのかな。
画像5 そのアーチをくぐる時天井を見あげると、さまざまな年代の装飾の跡が、、。
画像6 アーチを抜けた広場の噴水。ペルージャのを真似たのだとか。残念ながら水が出ておりませんでした。
画像7 市庁舎、元は司教の宮殿。時計塔のが下から次のパノラマ写真を撮影。
画像8 パノラマモードで彎曲していますが、直線回廊です。下は商店、上の階は図書館になっています。
画像9 絵画館への坂道。手前右にポデスタ宮殿。上の階にはテラスがあり市民の憩いの場となっている。
画像10 これこそ本日の目的。ローマから片道3時間かけてきたお目当ての逸品へ、いざ!
画像11 ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの聖母の巨大な写真複製が目印の絵画館。でもこの絵、ここには無いのです。
画像12 1400年代の建物に設置されている市民絵画館。回廊にバーがあり、ちょっと一息つける。
画像13 絵画館常設展示の宗教画、これはフレスコ画を壁から剥がした(ストラッポ)もの。チマブエ風。
画像14 ゴシック彫刻の聖人群。
画像15 フレスコ画の聖人群。
画像16 オラツィオ・ジェンティレスキ。聖母のモデルは娘のアルテミジアかな。常設展示の中で一番気に入った作品。
画像17 中世の素朴さを感じる優しい聖母子。
画像18 大きくはないし超有名なものはないけれど、収蔵品達は街が積み重ねてきた歴史を語っているように思えます。
画像19 これが今日のメインディッシュ、レオナルド・ダビンチ作ブノワの聖母。意外と小さい。厳重な警戒態勢での展示でしたが、客は少なくほぼ独占してみることができ、満足。
画像20 出てきたら修道女さんの一団が回廊にいて、300年くらいタイムスリップしちゃったのかなと錯覚しました。
画像21 帰りの鈍行電車から。緑が濃い。
画像22 この辺りウンブリア州。なぜかホッとするなあ。帰りも3時間、心地よい疲れにうとうと、、、

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