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マクラメと天然石の話

おひさしぶりです。

気がついたらもう9月。
8月は、1記事も投稿しないまま終わってしまった。なんだか仕事が忙しかったのもあるし、文章を書きたいという気分にもならなかった。めずらしく。

7、8月は全力で石と向き合ってきた。

次第に増えていく石やビーズ。ボロボロになっていくコルクボード。
ほぼ毎日、マクラメをしていたんじゃないだろうか。

9月に入って、道具を一つ新調した。編み紐を留めるためのクリップ。

マクラメを始めたのは今年の4月。当時は材料以外の道具はすべて100均で揃えた。ペラペラなクリップボードと、8個入で100円のクリップ。

結局クリップボードはつるつるして編みづらすぎたので、すぐにちゃんとしたコルクボードを買ったけれど、クリップはなんとなく使えていたので数ヶ月そのままだった。

でもあるとき、なんか編みづらいなと思うようになった。理由は単純で、100円のクリップは挟む力もそれなりなので思い切り紐を引っ張るとずるずると移動してしまうのだった。だから編むときも引っ張りすぎないように慎重に力を入れていた。それがストレスだったらしい。

Maktubさんというマクラメショップで販売しているコルクボードと大きなクリップ(クランプと呼ぶらしい)がセットになったものを購入した。

9月の頭にそれは届いた。手のひらくらいの大きさのある、重さも挟む強さもかなりしっかりしたクリップ。いやクランプ。

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これは文具ではない。もはや工具。

届いて早速、コルクボードにはさもうとして、ものすごい力がいることに気がついた。いままで使っていた100均のクリップは指二本で挟めたけれど、これは手のすべてを使わないと挟むことすら困難な代物。ふふふ。思わず笑いが溢れた。

これだけ強力なら、多少編むときに力を入れてもびくともしないだろう。

実際に一つ編んでみて、あまりの頼もしさにもうこれがないと編めないと思った。100均クリップには戻れない。

……とにかく、Maktubさんの販売しているクランプがいかに頑丈で編みやすいかを書きたかったのだが、1作品編み終わる頃にはすっかり腕が疲れてしまって、これはなんていうか、万全のときじゃないと使えない道具だなと再確認した。

日々マクラメを続けるためにも体調管理に気をつけようと思った。

さて、それと石の話。

買ったすべての石が編めるわけではないけれど、少しずつ作品にしている。まだ全然うまくないし、そんなに売れてもいないけれど、目的は売ることよりもより技術を磨くこと。なにより、編んでいる間は無心になれて楽しい。

今月も石を買った。ラリマーとオパール。

ラリマーは日本で買おうとするとすごく高級品で、とてもじゃないけど手が出ない。でも海外だったら、それなりの質でそれなりの値段のものが手に入る。だから今回はラリマーに手を出してみることにした。結構お手頃価格で手に入った。まだ届いてないけれど。

それからオパール。最近小さい石も編めるようになってきたので、1cmに満たない小さなオパールを注文してみた。マクラメはものすごく自由なので、石を複数連結させたりすることもできる。メインの大きな石に、小さなオパールを合わせたらいいんじゃないかと思ったのだ。

このワクワクするようなアイディアを実現させられるからハンドメイドは楽しい。文章を書くことも楽しいけれど、テキストデータとして投稿するのと、実物を作って誰かに届ける楽しみはまた別だ。もちろん、どちらも楽しいことには違いない。

今月は、石と向き合うのもマクラメするのも半分くらいにして、残り半分の力を文章を書くことに向けたいと思った。なんとなく、そんな気分なので。

というわけで、まだまだ石とマクラメからは離れられそうにないけれど、多分これからもずっと、飽きるまで続いていく関係なんだろうけど。程々の力の入れ加減で関わっていけたらいいなと思う。

それこそ、器用貧乏な自分らしい生き方な気がする。

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