マガジンのカバー画像

イタリア旅行記(北部)

344
ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
運営しているクリエイター

2019年4月の記事一覧

美味! ザッハトルテ @トレ・チーメの山小屋

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.50> 急に天気が怪しくなり、慌ててバス停近くの山小屋まで降りてきた後。 すっかり身体も冷えてしまいました。 帰りのバス到着まで、時間があったので、身体を温めるために、山小屋の中で、ひと息つくことに。 食堂を覗いてみると、美味しそうなチョコレートケーキ「ザッハトルテ」を発見! イタリアでは、「ザッハ」の部分を、英語読みで「サーカー(Sacher)」と呼ぶ事も多く、トスカーナの料理修業時も、よく作ってい

山の天気は変わりやすくて…

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.49> 毎日のように眺めている、大好きな神戸・六甲山。 朝の清々しい空気のなか佇む姿、青空とともに美しく映える時、 そして、夕陽を浴びて色を変えていく様子。 様々な顔があり、毎日、眺めていても、その変化に驚くことがあります。 そして、天気の悪い日は、急に厚い雲がかかり、山が見えなくなる事も。 「山の天気は、変わりやすいから」 これは、六甲山に遊びに行く時に、よく言われていたことで、常に、頭に置いてお

感動のドロミテ料理②

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.48> トレ・チーメ(Tre Cime)の美しさと雄大さに圧倒されて、眺めていた私。 ふと、お腹が空いたなっと思い、時計を見ると、もう午後1時過ぎ。 せっかく山に来ているのですから、山小屋でお昼を食べることにしました。 イタリア語読みでは、「クノーデル」。 「クヌーデル」という呼び方で、日本では知られています。 実は、これは、ドイツや、オーストリアで食べられているお料理なのです。 さすが、国境近くの地

絶景!トレ・チーメ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.47> 正式名は、トレ・チーメ・ディ・ラヴァーレド(Tre Cime di Lavaredo)。 日本語で、「ラヴァレド峠の3つの頂(いただき)」。 ヴェネト州と、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の境に位置する 標高2999 mの岩山群です。 トレ・チーメ・ディ・ラヴァーレド (Tre Cime di Lavaredo) 雲は、もうそこにあって、手が届きそうです。 そして、時間と共にゆっくり流れ

トレ・チーメを目指して

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.46> 絶景のミズーリナ湖を眺め、乗換バスに乗り込み、目指すはトレ・チーメ(Tre Cime)。 以前、写真集で見たことがあり、ドロミテに行ったら、絶対見てみたい!と思っていた場所でした。 終点のバス停に到着。 ここからは、徒歩で、トレ・チーメに向かいます。 バス停付近にも、地層が見える、ゴツゴツした岩山があり、これだけでも、大自然の雄大さを感じます。 1時間程の道のり、イタリアで、初めてのトレッキ

ミズリーナ湖・朝の風景

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.45> この日は、朝からバスに乗り、ドロミテ峡谷の東の名所・トレ・チーメ(Tre cime)を目指しました。 途中、ミズリーナ湖(Lago di Mizurina)で、バスを乗り換えたのですが、この湖が、驚くほどの美しさ。 朝ということもあり、空気も澄んでいて、風もなく。 乗換時間が、5分程で、すぐ出発するので、写真撮る人は早く!と、 バスの運転手さんに急かされながらも、思わず、何度も、シャッターを切

【ホテル情報】ホテルからの景色&朝食

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.44> コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)では、 3つ星ホテルに滞在しました。 ※ 2019年、ホテルのオーナーが変更になり、名前も変更。   内装等は、そのままのようですが、   サービス等は変わっているかもしれません。ご了承願います。 可愛らしい木造りのホテルは、お部屋もキュート。 ベットは、小さめですが、部屋からの眺めが良く、 毎朝、美しい山の景色を見ては、ため息

有料
100

【レストラン情報】感動の、ドロミテ料理!①

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.43> ドロミテ(Dolomiti・南チロル)料理を食べるべく、夕食は、ホテル併設のレストランへ。 この地域のお料理が食べたい旨を伝えて、お勧めを頂きました!   ※2019年、ホテルのオーナーが変更になり、名前も変わっていました。    内装は、そのままですが、シェフが変わっているかもです。    ご了承願います。 肉のパテのブルスケッタ (Bruschetta con pate` di carne

有料
100

イタリアの蒸留酒・グラッパ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.42> コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)で見つけた食材店。 色々な食材が置かれていました。 フェンネル(Finocchio)をはじめ、野菜類が所狭しと置かれています。 フェンネル(Finocchio) ****************** 今月のレッスン(2019年4月)で、ご紹介した食材のフェンネル。 皆さまにも、喜んで頂き、私も嬉しかったです。 フェンネルと豆

クラシック・カー☆発見!

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.41> コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)の街を歩いていたら、 教会前の広場で、クラシック・カーを発見! しかも、赤と黄色が、またこの風景に、ばっちりと、はまるんですよね~。 カッコいい!! 2台のクラシック・カー (Due macchine classiche) ここコルティーナでは、「黄金杯(Coppa d'oro)」を呼ばれるクラシックカー祭りがあり、よくクラシッ

コルティーナ・ダンペッツォの街の風景

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.40> コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)の街を散策。 山間にある小さな街なので、1時間程で、十分見て回れます。 ちょうど、お昼休み…。 店も締まっていて、人通りも少なかったので、 ゆっくりと、この空間を味わいながら散策できました。 見てください! この、すこーん!と抜ける、なんとも言えない、美しい空! 雲がとても近くにあって、ゆっくりと動いていく様子が、 今でも、目に

【レストラン情報】美味!白ソーセージ!

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.39> ドロミテ峡谷(Dolomiti)の東の基点・コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)は、イタリアのヴェネト州に位置しながら、 車で北へ1時間も走れば、もうオーストリア。 この旅のテーマのひとつの「国境近辺の街を訪問」。 なんだか嬉しくて、ワクワクしてます。 早速、ホテルに荷物を置いて、昼食をとる為、街の中心へ出かけました。 ホテルの人が教えてくれた美味しいお店に到着!

有料
100

ヴェネツィアからドロミテ峡谷へ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.38> 水の都・ヴェネツィア(Venezia)から北へ。 ドロミテ峡谷(Dolomiti)を、目指します。 ドロミテの基点といえば、西はボルツァーノ(Bolzano)、 そして、東はコルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)。 今回は、東の基点・コルティーナに滞在することにしました。 交通手段は、長距離バス。 ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅前から、コルティーナ行きが、 出ていて

ヴェネツィア最後の晩餐 ☆ イカ墨のパスタ&魚介のフリット

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.37> パドヴァ(Padova)から、列車で帰ってきて、そのままヴェネツィア本土へ。 ヴェネツィア(Venezia)で、最後の晩餐を頂きました。 アドリア海で獲れる魚介類の料理がいっぱいの、ヴェネツィア。 最後も、やはり、イカ墨でしょう!と、定番メニューを注文しました。 パスタが、もごもご…。 茹で置きしていたようで…、ちょっと残念。 実は、ヴェネツィアで、茹でおきパスタに当たったのは、2回目。 世