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イタリア旅行記(北部)

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ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
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#イタリア旅行記

北イタリアの旅を振り返って…

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.70:最終回> クリスマス・シーズンの10日間、北イタリアを巡った旅。 ミラノ(Milano)から入って、東へ。 最終滞在地・ボローニャ(Bologna)を含めて、3つの街に滞在しながら、 様々な街を巡りました。 日本から、長いフライトを終えて、ミラノに着いたのは、夜中の11時。 ミラノ中央駅のプロジェクトマッピングを見て、フライトの疲れも和らぎ、 翌日、ミラノ大聖堂、ガレッリア等を訪れて、イタリアに来たことを実感。 さあ、

元旦・富士山を望む(日本に戻る機内より)

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.69> この日は、12月31日、2016年最後の日。 10日間のイタリアの旅を終えて、ボローニャ(Bologna)から、 ローマ(Roma)経由で、成田に戻ります。 ボローニャ空港にて (All'aeroporto di Bologna) まだ、クリスマスツリーも置かれています。 10日間、イタリアのクリスマスの雰囲気に、どっぷり浸かっていたので、 少し、名残惜しいです。 それでも、飛行機に搭乗すると、さあ、日本に帰ろう!

フェラーラから、ボローニャへ戻る車窓から

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.68> エミリア・ロマーニャ州のフェラーラ(Ferrara)で、大満足の昼食をとり、 ちょっと怖い魔女・ベファーナの人形を手にして、滞在先のボローニャ(Bologna)に戻ります。 まだ、午後3時台というのに、厚い雲に覆われた空から、太陽の光が差し込んでいます。 ぱっと晴れ渡った青空が、大好きな私ですが、こういう景色も、きゅっと 心を掴まれます。 美しいです。 ボローニャに戻る車窓から (Dal finestrino de

「アレルゲン表示」がある、メニュー表

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.66> 今回の旅、レストランのメニューで、気になったことがありました。 アレルゲン表示をしているお店が、いくつもあったのです。 料理名のみ書かれているメニュー表が多いですが、そこに、使用されている 食材、そして「アレルゲンのリスト(Lista degli allergeni)」も、細かく提示している店もありました。 ( 許可を得て、撮影しています) メニュー名と、値段の間に、「数字」が書かれています。 これ、なんだろう?と

この旅、最後の昼食は、やはり、フェラーラのレストランで…

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.65> この旅の最終日。 どうするか、迷いに迷って、再度、フェラーラ(Ferrara)を訪れることに。 お目当ては、前日と同じレストランでの食事です。 どうしても、あのレストランの肉料理が食べたくて、 ボローニャから、列車に乗って、フェラーラに向かいました。 お昼の開店時間に合わせて、早速、入店。 この日も、オペラ歌手・パヴァロッティ(Luciano Pavarotti)似のシェフが対応して下さり、この日のお薦めを注文しまし

トリュフの加工品を扱う専門店、見つけた!

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.64> トリュフの産地と言えば、ピエモンテ州のアルバ(Arba)が有名ですが、 他の、内陸地域でも、採取され、販売・商品化しているところもあります。 エミリア・ロマーニャ州のフェラーラ(Ferrara)でも、トリュフ専門店を 見つけました。 トリュフ専門店(Negozio di tartufi) トリュフが漬け込んであるオリーブオイル、刻んだトリュフが入っているトリュフ塩、トリュフペースト等々、定番の加工品が並んでいます。

ザンポーネ ☆ モデナ発祥の年末年始のご馳走です

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.63> 州都・ボローニャ(Bologna)がある、エミリア・ロマーニャ州でも サラミ・ハム等、多くの肉加工品が造られています。 その中でも、クリスマス、年末年始ならではの加工品があります。 ザンポーネ(Zampone)です。 ザンポーネ(Zampone) 発祥地は、エミリア・ロマーニャ州のモデナ(Modena)。 フェラーリ社、そして、バルサミコ酢の里として知られている街でもあります。 豚足のスネの部分に、スパイスなどで

フェラーラの名菓 ☆ トルタ・ディ・タリオリーニ

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.62> エミリア・ロマーニャ州の街・フェラーラ(Ferrara)のお菓子を、もうひとつ、ご紹介します。 トルタ・ディ・タリオリーニ (Torta di tagliolini) クッキー生地の上に乗っているのは、細いパスタ・タリオリーニ。 その下には、アーモンドクリームが隠れています。 このタルトの存在は知っていましたが、実際に、食べるのは初めてです。 パクっと、ひと口食べると、サクッとしたクッキー生地と、パリパリっとした

フェラーラの名菓 ☆ パンパパート!

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.61>  スパイシーな香りと香ばしいアーモンドが入っていて、イタリアでは珍しく甘さ控えめのチョコレート菓子「パンペパート(Pampepato)」。 ただ、私が、購入したお店「レオン・ドーロ(Leon d'oro)」では、表記は 「パンパパート(Pampapato)」になっていました。 レオン・ドーロの「パンパパート」 (Pampapato di Leon d'oro) 私「あれ、パンペパートじゃない…。 これ、違いますか?

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フェラーラのクリスマス・リースに、パーネ・コッピアが!

フェラーラの名物パン ☆ パーネ・コッピア

【レストラン情報】フェラーラでの昼食 ☆ 賄いの鰻料理まで出して下さいました

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.58> エミリア・ロマーニャ州(Emilia-Romagna)にある街・フェラーラ(Ferrara)での昼食は、事前にチェックして、是非、訪れたかったお店に伺いました。 可愛らしいのに、センスが光るアートな空間。 お店に入ってすぐ、「あ、私、このお店好き…」と感じました。 店内のカーテン(Tenda nel negozio) ランチ営業オープンすぐで、私が一番乗り。 わざわざ、オーナーシェフご自身が、オーダーを取って下さい

美味しそうなプレッツェル ☆ お気に入りの一枚です

エステ家が繁栄したルネッサンス期の古都・フェラーラへ!

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.54> ボローニャ(Bologna)から、列車に乗って、30分程。 中世の古都・フェラーラ(Ferrara)を訪れました。 14世紀頃から、エステ家(Casa d'Este)が街を治めて、ルネッサンス期に繫栄した街。 列車の駅から、大通りを真っすぐ進み、1㎞程で街の中心・旧市街に到着です。 ぽんっ!っと、最初に、目に入ってきたのが、こちら。 エステ家が住んでいた居城です。 エステンセ城(Castello Estense d