マガジンのカバー画像

イタリア旅行記(北部)

344
ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
運営しているクリエイター

#ヴェネツィア

ヴェネツィアからドロミテ峡谷へ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.38> 水の都・ヴェネツィア(Venezia)から北へ。 ドロミテ峡谷(Dolomiti)を、目指します。 ドロミテの基点といえば、西はボルツァーノ(Bolzano)、 そして、東はコルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'ampezzo)。 今回は、東の基点・コルティーナに滞在することにしました。 交通手段は、長距離バス。 ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅前から、コルティーナ行きが、 出ていて

ヴェネツィア最後の晩餐 ☆ イカ墨のパスタ&魚介のフリット

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.37> パドヴァ(Padova)から、列車で帰ってきて、そのままヴェネツィア本土へ。 ヴェネツィア(Venezia)で、最後の晩餐を頂きました。 アドリア海で獲れる魚介類の料理がいっぱいの、ヴェネツィア。 最後も、やはり、イカ墨でしょう!と、定番メニューを注文しました。 パスタが、もごもご…。 茹で置きしていたようで…、ちょっと残念。 実は、ヴェネツィアで、茹でおきパスタに当たったのは、2回目。 世

サンマルコ広場から、サンタ・ルチーア駅へ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.28> ヴェネツィアの島巡りを終えて、サン・マルコ広場(Piazza San Marco)に 戻ってきました。 夕方の陽ざしは、また、朝と違う美しさ。 澄んだ青い空にも、惚れ惚れしてしまいます。 柱の上の彫刻も、青空に映えています。 この堂々たる柱が2本、ヴェネツィアの海の玄関「門」の役割をしていると言っても良いほど、存在感があります。 左円柱の上には、 ヴェネツィアのシンボル「有翼の獅子(Leon

ヴェネツィアの焼菓子バイコリ &ザレッティ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.27> ヴェネツィア出身の友人に、教えてもらった伝統的な焼菓子のバイコリ(Baicoli)。 初めて食べた時は「なんとシンプルな焼き菓子だな…」と思ったのですが、 これが、段々と癖になって、ハマっていくのです。 今回の旅行でも、しっかり購入して、旅の途中でも食べてました。 店頭に並んでいる、バイコリ色々。 ドガの「踊り子」の絵が描かれている缶も素敵ですが、今回は、持ち運ぶことも考えて、箱を購入しました

ヴェネツィア・船の道

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.26> ヴェネツィアの交通の足、「ヴァポレット(船)の道」について。 島巡りをして、ヴェネツィア本土へ戻る時の写真です。 本土の前にあるラグーナ(潟) (Laguna di fronte alla terra principale) そこには、沢山の「杭」が打ち込まれています。 実は、これ、ヴェネツィア湾の「道しるべ」なんです。 ラグーナは、一部浅瀬になっている場所があります。 通行可能な道(ラグー

ガラス小皿・ミッレフィオーリ @ ムラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.25> ムラーノ島(Murano)で見つけた、ガラス小皿。 「ミッレフィオーリ(Millefiori)」です。 100年程前に、モレッティ兄弟(Moretti)が、古くからあるガラスの技法を復活させたもので、小さいガラス・ピースを敷き詰めて作り上げたもの。 「ガラスのモザイク画」とも言われています。 中央に模様のある細いガラス棒を、金太郎飴のように、ポンポンっと切り、その断面を上にした小さいガラス・ピ

ヴェネツィアングラスの島…ムラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.24> ヴェネツィア島巡りの最後は、 ヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島(Murano)です。 ムラーノ島(写真・右手)が近づいてきました。 奥は、ヴェネツィア本土になり、サン・マルコ広場の鐘楼が見えますね。 早速、ムラーノ島を散策します。 さすが!ムラーノ!っと思うような、ガラス細工のオブジェが置いてありました。 熱の炎を表現しているのでしょうか。 こちらは、水の都・ヴェネツィアを表現し

漁師とレースの島☆ブラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.23> 遅めの昼食も終え、トルチェッロ島(Torcello)を満喫した後は、 漁師とレースの島、ブラーノ島(Burano)へ向います!  「向う」といっても、ヴェネツィア本土への帰り道。 途中下船、という感じでしょうか。 ブラーノ島まで、ヴァポレットに乗っていると、手漕ぎの船が並走してきました。 上手に漕がれるお二人を、思わず、撮影。 水の都・ヴェネツィアの、また少し違う顔でしょうか。 並走する船を眺

【レストラン情報】 トルチェッロ島での昼食

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.22> ヴェネツィア・トルチェッロ島(Torcello)での昼食。 折角、ここまで来たのだから、この島で、ゆっくり食事をしたいと、老舗レストランへ。 気持ちの良いテラス席へ案内して頂きました。 早速、前菜からスタートです。 ヴェネト州の代表的な郷土料理です。 こちらも有名なワイン・プロセッコ(Prosecco)と一緒に頂きました。 さっぱりとした味わいの中に、干しぶどうや松の実の甘さがあり、また塩加

有料
100

トルチェッロ島のサンタ・マリア・アッスンタ教会

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.21> ヴェネツィアのトルチェッロ島(Torcello)。 船着場から一本道を歩いて、島の中心にある教会を目指します。 歩いて、15分程でしょうか。 島のシンボル、サンタ・マリア・アッスンタ教会(Cattedrale di Santa Maria Assunta)が、目の前に現れました! 7世紀に着工され、ヴェネツィア最古の教会と言われるサンタ・マリア・アッスンタ教会。 サンタ・フォスカ教会(Chie

ヴェネツィア・トルチェッロ島に到着!

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.20> ヴェネツィアの島巡り。 まずは、本土から、ブラーノ島(Burano)へ行き、そこで船を乗り換えて、トルチェッロ島(Torcello)に向いました。 ブラーノ島からも、見ることが出来るトルチェッロ島。 船で、5分程すると、もう、すぐ目の前です。 到着です! トルチェッロ島は、ヴェネツィア発祥の地とも言われ、最古の教会があると聞いていたので、どうしても訪れたかったのです。 その教会はどこだろう…

ヴェネツィア・トルチェッロ島へ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.19> ヴェネツィア(Venezia)の魚市場を見た後は、ヴァポレットに乗って、 島巡りへ。 まず、トルテェッロ島(Torcello)へ向いました。 船乗り場「フォンダメンテ・ヌオーヴァ(Fondamente Nuova)」から、 ブラーノ島(Burano)経由、トルテェッロ島へ。 所要時間・約1時間程。 時期や、時間帯によっては、船便が少ないので要・確認です。 この日も、とても天気が良く、潮風に吹

スパイスがいっぱい!@ヴェネツィア

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.18> ヴェネツィア(Venezia)の街を歩きながら、ウィンドウショッピング。 そして、素敵なお店を見つけました。 上段には、胡椒をはじめとした様々なスパイスが、 下段には、乾燥ポルチーニと、ドライトマトが、所狭しと飾られています。 ヴェネツィアは、12世紀から13世紀にかけて、東方貿易が盛んになり、 ピザンティン帝国(現:トルコ)のコンスタンティノープル(現:イスタンブール)を貿易拠点として、様々

ペスケリア市場外の青果店

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.17> ヴェネツィア(Venezia)のペスケリア市場外の青空市場。 こちらにも、様々なお店があり、果物や野菜を扱っている青果店等が、 ずらりと並んでいます。 バナナ(Banana)が、ぶらりぶらりと吊るされているのが、なんとも可愛らしくて。 もちろん、バナナの為に吊っているのですが。 直に置いておくと、台と当たっている部分が、蒸れて悪くなっちゃいますからね。 妙に気に入ってしまった私です。 別のお店