マガジンのカバー画像

イタリア旅行記(北部)

344
ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
運営しているクリエイター

#リグーリア州

イタリア郷土料理のお話・リグーリア州

ヴェネト州をご紹介した「イタリア郷土料理のお話・第一弾」。 第二弾は、北イタリア西側のリグーリア州について、書かせて頂きます。 ヴェネト州のお話 レシピ集でも、6~7月にかけて、リグーリア料理をご紹介しました。 それも併せて、まとめていますので、是非、ご覧ください。 ****************** 1) リグーリア州 ( Liguria ) について2) 州都 : ジェノヴァについて中世の時代、四大海洋都市のひとつとして繁栄し、 現在も、イタリア第一の港街として

まるで、オリーブの実 ☆ ジェノヴァで見つけたお洒落なチョコレート

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,90:最終回> ジェノヴァで、お洒落なチョコレートを見つけました。 これ、黒オリーブ&緑オリーブの実に似せたチョコレートなんです。 最初、見た時は、オリーブの実だと勘違いして、グーっと近づいて、見入ってしまったほど。 チョコレートだと分かると、どんな味なんだろう…と、興味が湧いてきて、お店に入って、試食させてもらいました。 オリーブの実を模っていますが、中身は、カリカリクッ

【レストラン情報】ジェノヴァの昼食③船乗りの料理

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,89> ジェノヴァでの最後の昼食。 海に近いレストランで頂くことにしました! まずは、是非、食べたかったリグーリア郷土料理が、メニューにあったので、早速、注文しました。 カップン・マグロ(Cuppun Maguro) 魚介と野菜、そして、パン等も入れて作る一品で、元々は、船乗りさん向けに作った料理。 長期間、海に出ていた船乗りたちが、久しぶりの帰港時に、 栄養たっぷりの一皿

有料
100

赤の宮殿から、ジェノヴァの港を眺める

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,88> リグーリア州の州都で、イタリア最大の港町でもあるジェノヴァ(Genova)の 街歩きも、最終日。 ジェノヴァ東洋博物館で、エドアルド・キオッソーネ氏の日本文化コレクションを楽しんだ後、まだ、昼食までに時間があったので、ガルバルディ通りにある 美術館へ向かいました。 ガルバルディ通り(Via Garibaldi)は、旧名「新しい道(Strada Nuova)」。 この周

ジェノヴァ東洋美術館 ☆ 日本をこよなく愛したイタリア人の収集品が並びます

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,87> ジェノヴァ滞在・3日目、そして最終日です。 この日は、東洋美術館(Museo d'arte orientale)から、スタート。 ジェノヴァのショッピングストリートのひとつ、ガリヴァルディ通りを抜けた東にあるから、すぐ分かるよっと言われていたのですが、 これが、なかなか分かりにくい場所にあり、近くまで来ていながら、 入口も見つからずに、ウロウロ、ウロウロ…。 何人か

ジェノヴァで最も古い地区に佇む、サンタ・マリア・ディ・カステッロ教会

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,86> ジェノヴァらしい小路を歩きながら、ある教会を探していました。 サンタ・マリア・ディ・カステッロ教会。 ジェノヴァで、最も歴史のある地区に建ち、附属する修道院の壁に、素晴らしいフレスコ画があると聞き、是非、ひと目見たいと思ったのです。 地図を片手に、探しながら歩いて、やっと見つけました。 こちらです。 サンタ・マリア・ディ・カステッロ教会 (Chiesa di San

探検家コロンブスの生家 & バンキ教会

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,85> ジェノヴァ出身の有名人と言えば、クリストファー・コロンブス( Cristoforo Colombo)。 皆さまご存知、大航海時代の代表的な航海者のひとりです。 彼の出生地は、ジェノヴァ、ジェノヴァ郊外、はたまた、スペイン もしくは、近隣諸島等々、諸説ありますが、彼が少年時代に過ごした生家が、ここジェノヴァ中心地にあります。 もちろん、その生家に向かいました。 コロン

【レストラン情報】ジェノヴァの老舗店

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,84> リグーリア州ジェノヴァ(Genova)2日目の昼食は、 ジェノヴェーゼソースを世界に広めたと言われる老舗レストランへ。 さすが、老舗、クラシックな内装で、落ち着いた店内です。 早速、お料理を注文。 サービスのフリットから、スタートです。 ズッキーニのフリット (Fritto di zucchini) 揚げたてホヤホヤ、サクサク食感の衣と、塩梅が、素晴らしく、美味。

有料
100

ガラータ海洋航海博物館

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,83> 丘の上にあるダルベルティス城(Castello d'Aldertis)を見学後、 再び、ジェノヴァ(Genova)の街に戻ってきました。 ジェノヴァ・プリンチペ駅前(Stazione Principe) 街の西側にあるプリンチペ駅を経由して、海に向かって歩いていきます。 そして、目的の場所に到着です。 ガラータ海洋航海博物館(Galata Museo del Ma

世界文化博物館

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,82> 城内にある「世界文化博物館(Museo delle culture del mondo)」。 世界中を航海して多くの珍品を持ち帰ったエンリコ・ダルベルティス海軍司令官のコレクションが多く飾られています。 中国の壺、そして、槍。 別の部屋は、ヨーロッパ調で、シャンデリアに、孔雀を模した色鮮やかな ガラスのオブジェ。 南米のナスカ(Nasca)や、ティワナク(Tiwan

ダルベルティス城からの眺望

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,81> ジェノヴァの小高い丘にある、ダルベルティス城(Castello d'Aldertis)。 入口(Ingresso) 城内には、ジェノヴァ海軍司令官であったダルベルティス氏が、 世界中を航海した時に持ち帰った、多くの品々が展示されている「世界文化博物館」があります。 まずは、お城の上階に行きます。 上階のバルコニーに出ると、ジェノヴァの港が一望できるのですよ。 ジェ

ダルベルティス城までの緑溢れる道、そして、城の主

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,80> ジェノヴァの丘の上にあるダルデルティス城(Castello d'Aldertis)。 お城までは、緑豊かな坂道を登っていきます。 初夏の花も咲いていて、美しいです。 地元の方々の憩いの場なのでしょう。 ベビーカーを引いたお母さまや、子供達。 小学生の校外授業でしょうか。 写生をしている姿が可愛らしく、微笑ましかったですよ。 そして、この花、何か分かりますか? ケイ

街の中にあるエレベーターで、丘の上へ

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,79> イタリアで、急に迫立っている崖や近くに山があると、時々、見かける 街の中にあるエレベータ。 ジェノヴァ(Genova)の街にも、ありました。 丘の上のお城を目指して、このエレベータに乗りましょう! エレベーター入口 (Ingresso ascensore) ちょっと見落としそうな入口です。 自動販売機で、切符を購入して奥に続く、通路を進んでいきます。 3分後に、出

ジェノヴァの街を散策しましょう

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,78> リグーリア州の州都でもあり、港街でもあるジェノヴァ滞在・2日目。 この日は、山のほうへ向かいます。 ゼッカ地区(Largo della Zecca) ホテルを出て、大通りに出ると、早速、ジェノヴァらしい風景が広がります。 ゴシック調の建物が、海と山の間の限りあるスペースに、所狭しと肩を並べながら建てられていて、時々、トンネルもあります。(写真・右) この迫ってくる