＜イタリア旅行記（2008年夏・ヴェネト＆ドロミテ＆トリエステ）no.5＞

ヴェネツィアの足・ヴァポレット（Vaporetto）に乗って、サン・マルコ広場に到着。
世界的にも有名な観光地とあって、沢山の観光客で溢れていました！

まずは、サン・マルコ寺院（Basilica di San Marco）へ。

守護聖人の聖マルコのシンボル「有翼の獅子（Leone di Venezia）」が見えます。

ヴェネツィア共和国時代の紋章です。
街のあちらこちらで見かけることができ、この寺院正面・中央にも
燦々と輝いています。

9世紀に、聖マルコの遺体を、エジプトからヴェネツィア商人が運んできて、大切に納めるために建てられた、サン・マルコ寺院。
数回の火災を乗り越え、その度に、修復を繰り返し、現在の素晴らしい姿で、ヴェネツィアの中心に存在しています。

実は、サン・マルコ寺院内に入るのは、初めて。
内部も素晴らしく、煌びやかな装飾は本当に、圧巻。
その余韻を楽しみながら、サンマルコ寺院の「ガッレリア」を見るために、階段を上がっていくと、寺院の上層部から広場を望むことができました。

寺院正面にあり、中世の時代から姿を変えずに、政治の中心地である場所です。

こちらは、寺院から見て左側、海に面しています。
ヴェネツィアの長い歴史の中で、多くの船が行き交った場所。
ここが海からの正面玄関だったと思うと、感無量です。

少し、雲が出て、空が暗かったのが残念でしたが、いつものように海洋都市国家・ ヴェネツィア共和国  の時代へ、タイム・トリップしていた私です。