＜イタリア旅行記（2008年夏・ヴェネト＆ドロミテ＆トリエステ）no.31＞

パドヴァ（Padova）の街の中心にあるラジョーネ宮（Palazzo della Ragione）。
サローネ（Salone）とも呼ばれるこの建物の前に、エルベ広場（Piazza delle Erbe）があります。

ここで、沢山のお店が並ぶ青空市場・メルカート（Mercato）が開かれていました。

もちろん、こんな魅力的な市場、見過ごすことはできません。
野菜、果物はもちろん、衣類も売っていました。

イタリアの市場を見ると、いつも思うのですが、この陳列の素晴らしさ。
何気なしに並べているようですが、色鮮やかな野菜＆果物達が、美味しそうで、魅力的で、つい目を奪われてしまいます。

近所に、こんな青空市場があったら、毎日のように通ってしまいますよね。

横の柱廊の通りに目をやると、うん？これは？
温度管理が必要な食材が売られているではないですか。

こちらも市場の一部で、サラミや、お肉類等、冷蔵保存が必要な食品を扱っている店舗が並んでいるのです。

サラミ、ハム類がいっぱい！
とても、美味しそうです。

このラジョーネ宮は、14世紀初めに政府の「法廷の場」として建てられたものだそうですが、700年後の今、地元の方々の「 台所 」になっています。