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タオルミーナの市場

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.19>

イタリアを旅する時、心掛けている事は、より現地の方々と接すること。
分らないことがあったら、地元の人に聞く、そして、自分の足で歩き回る。

今回の、観光地タオルミーナ(Taormina)でも、
地元の方々が通う市場を教えてもらい、早速行ってきました!

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タオルミーナの市場
(Mercato a Taormina)

小さい市場ながら、生鮮野菜類、日用品と色々売ってます。
ぐるりと、ひと回り。
写真撮影の許可をとって、それぞれ、移してきました。

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魚屋さん
(Pescheria)

いわし、太刀魚、ヒメジ、海老、あさり等々…。
右奥、まな板の上には、シチリアの特産でもある・かじきまぐろ(Pesce spada)が、塊でのっていて、そこに「値札」が刺さっています。

海に囲まれているシチリアは、魚も豊富。
でも、お肉のほうが安価なので、お肉を食べる回数の方が多いとか。

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お肉屋さん
(macellaio)

シチリアでは、地域にもよりますが、豚肉を食べる機会が多いそうです。
確かに、北イタリアでは仔牛を使う料理を、シチリアでは豚肉を使って作ると、聞いた事があります。
他には、仔羊、ハムやチーズも売っていました。

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八百屋さん
(Frutta e verdura)

山積みになっている野菜や果物。
お客様が「これある?」っと聞くと、
スタッフが「その辺りだよ」と、指をさして、お客様が探して、チェック。
買う場合は、お店の人に再度、声をかけて取ってもらうシステムのようです。

なんか、こういう市場…、好きだな~。
タオルミーナを訪れたのは、9月末。
秋の果物が美味しくなる時期で、もう一ヶ月遅かったら、南イタリア名産のマンダリーノ(Mandarino)というオレンジが、食べられたそうです。

市場を訪れると、時間が経つのを忘れて、色々な食材を見て、
あ、こんなんできるかな?、あの食材と合わせると、美味しいかも…等々。
考えるのも、楽しいものです。

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