魚市場☆ペスケリア@ヴェネツィア
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.16>
ヴェネツィアのリアルト橋を渡り、少し歩くと魚市場・ペスケリア(Pescheria)があります。
ここを見学したくて、早朝から、訪れました。
イタリア滞在中に、必ず立ち寄る、その街の市場。
昨年、訪れたリグーリア州のラ・スペッツィア(La Spezzia)の市場を思い出したりして。
さすが、水の都・ヴェネツィア!
魚介類が、沢山売られていました。
新鮮なイカを目の前にすると、購入して、イカ料理を作りたくなってしまいますよね。
イカ墨パスタ、イカのグリル、イカのフリット等々。
蟹(Granchio)、蛸(Polpo)、平目(Sogliola)、鯛(Orata)、鮭(Salmone)。
無造作に置かれているようですが、美味しそうに見えるように、ちゃんと、レイアウトされているのですよね。
シャコ(Canocchia)、すずき(Spigola)。
手前の長い魚は、ヴェネト地方でよく食べられるツノザメ(Asia、Palombo)です。
新鮮な海の幸で溢れている売り場は、本当に、テンションが上がります。
そして、さらにテンションが上がる 「 食材 」 を、見つけてしまいました。
手前の白いもの、実はこれ、「甲いかの卵(Uova di Seppia)」と呼ばれるいかの「内臓」なんです。
こんなに沢山見たのは初めて。
煮込み料理に入れたり、バターで焼いたりすると美味しいのですよ。
ヨーロッパでは、馴染みがある「エスカルゴ」。
イタリアでも、地域によって食べられていて、市場でも売られています。
日本でイメージする「エスカルゴ」よりも、小粒が多く、実は、私は、ちょっぴり苦手。
食用と言うよりも、雨の季節、紫陽花の葉にいるカタツムリを、どうしても思い出してしまうからで。
ヴェネツィアでも、小粒のエスカルゴが売られていました。
うん、やっぱり、私には、カタツムリに見えます。
まだ、食べれないな。
まだまだ、市場の散策は続きます!
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