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江ノ島・鎌倉小旅行 01 江ノ島

大変ご無沙汰しています。前回記事から3年ぶりほどでしょうか。コロナ禍もあり、長い間外出もままならない状態が続きましたが、そんな空気も和らいできました。

長距離の旅行も良かったのですが、灯台下暗しということで、今まであまり訪れることのなかった江ノ島・鎌倉を旅しました。近いようで遠い観光地、全国的には有名ですが、地元に近すぎることもあり、個人的には注目していなかった土地です。

まずは江ノ島から。とはいえ、江ノ島本島には立ち寄りませんでした。なぜなら、あまりにも観光地化されすぎて興味が湧かなかったからです。もちろん、新江ノ島水族館や江の島シーキャンドル、龍恋の鐘など、見どころは沢山。ただ、これらに食指は動きませんでした。

興味はむしろ、周辺の通りや店舗に遷ります。本通りから一本道を逸れると、昔ながらの家々や店舗が立ち並びます。それらはどれも個性的で、湘南らしい装いを身にまとっています。

腰越にある古風な写真スタジオ、星野写真館。建物自体は80年代のものですが、創業から100年を有に超える老舗です。江ノ電が走る路面の傍らにさりげなく健在な姿を見せてくれます。

通りにならぶ店舗の傍らには花壇が備えられ、手が行き届いています。これら一つひとつの店舗や人々の努力の結果、湘南の街という雰囲気が形成されていると感じます。

江ノ島湘南には白い壁と青空が似合います。サーファー達の楽園。

この日は天気が良く、白波が打ち寄せていましたので、サーファー達が波乗りに興じていました。彼らの願望としては、もっと裏返るくらいの高波を欲してる様子ではありましたが。

砂浜は空き缶やプラスチックなどのごみは見当たらず、綺麗な波打ち際が見られました。海近くにお住まいの方でしたらわかっていただけると思いますが、海岸にごみが落ちていないことはあまりありません。おそらく、地元の有志の方々による清掃活動の成果なのではないでしょうか。

信じられないほど狭い、住宅地の隙間を縫って走る江ノ電。時には単独軌道で軽快に走り、時には道路上に躍り出て路面電車と化す、不思議な電車。これもまた江ノ島・鎌倉の名物路線。急カーブの期間も多いにも関わらず、結構な速度を出し、右へ左へと体を揺すられます。こちらに乗って鎌倉に向かいます。

次回に続きます。


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