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ミラージュの心理的・理論的強さ【1】

どうも初めまして、ales(アレス)と言います。これが初投稿なので至らぬ点もあると思いますが大目に見てもらえるとありがたいです。

さて、この記事ではタイトルの通り「ミラージュの強さ」をお伝えしたく思います。

STEP.1【ミラージュの心理的な強み】

まず念頭に置いて欲しいのは「ミラージュはお世辞にも強いとは言えない」という事です。

それではSTEP1と称して「ミラージュの心理的な強み」を書いていきます。

「ミラージュは自分と瓜二つのデコイを出して相手を撹乱することに向いている」と言われていますがそれだけではありません。

例えば「ラウンド5、残り3部隊でずっと牽制しあって弾も多くなく、詰めたら負ける」

こんな状況、皆さんも何度も経験したことがあると思います。こんな時に使えるのがミラージュのデコイです。デコイは自分で操作が出来ます。例えば全員が建物や遮蔽裏にいたとしましょう。そんな時、射線の通る場所にデコイを出してADSした状態でレレレさせてみましょう。「相手からは遮蔽や窓から覗いて観察する相手」にしか見えません。

もし、岩裏などであれば近くの遮蔽辺りまでただ走らせるだけでも撃ってくれたりします。そしてそれがデコイだと分かった相手は「デコイかよクソが」と少し苛立ちます。苛立たなかったとしても此方としてはノーリスクで1発でも弾を消費させたとすればアドバンテージです。

ここで「多少苛立つくらいかよ、しょーもな」と思う方ももしかしたらいるかもしれません。しかしこれはFPS、更に最終局面です。そしてそれが2回、3回と回数が重なれば相手のストレスはフルマックスです。

ですが相手は人間、知能がお猿さん以下でなければ回数を重ねると「流石にもう騙されんぞ」と撃ってこなくなります。

「あれ、撃ってこないな」と思ったら今度は自分本体がデコイのふりをして相手を撃ってみましょう。次から相手に対して「あれはデコイだろ、…いやでももし本物なら撃てば削れるしどうしようかな撃とうかな」と言うプレッシャーや択を仕掛けられます。

更に三部隊以上残ってた場合撃てばそれだけ自分の居場所を晒し、音を鳴らした分だけヘイトも集まりやすく漁夫られにくく漁夫りやすい状況も作り出せます。それが人間の心理なんです。

人間というのは必ず頭のどこかで派手な物に意識が集中します。例えば近所の神社で祭りをやってる側でサンバカーニバルをやっていたらそっちに目が行きますよね。要はそういうことです。どう足掻いても、何をどうしようとしてもどこか頭の中で派手な方に意識が向きます。

これが【ヘイト】です。このヘイトはMMOやRPGをやった事のある方なら一度は耳にした筈です。本来、ヘイトと言う言葉は「恨む、妬む」や「恨みを買う人物」と言うネガティブな意味で使われますがゲームでは「注目」と言う意味に近くなります。

また、似た用語に「フォーカス」がありますがフォーカスの本来の意味が「焦点」と言う意味に由来して「味方と同じ目標を狙う」と言う連携用語であるのに対し「ヘイト」は「相手からの注目を集める」と言う意味になりますので気を付けて。

STEP.2【ミラージュの理論的強さ】

さあ、唐突に始まりましたSTEP.2の「理論的強さ」ですが前のSTEP.1では経験を主として書いていましたがこのSTEPではあくまでも理論値や机上論で書いていくので悪しからず。

ではまず最初に理論的強さの結論を書きます。

【結論】ミラージュは理論的には最強…とまでは行かないが超強い

これを聞いて「はぁ?そんなわけねえだろ」って思う方もいると思います。というか大半の方がそうだと思います。勿論、この記事自体ミラージュが強いと言うのをアピールする上で経験談と机上論が主な材料となっているので実践においては不確定要素が多いです。しかし、ミラージュは運用の仕方次第で不確定要素を確定要素に昇華出来るんです。机上論を実践論に変えることも出来ます。

このApexと言うゲームにおいて戦闘中、相手の動きを変えられるのはミラージュしかいません。それを利用して「相手がこう動いて来たら」と言う想定を超えて「相手をこう動かして」にする事で実践論に変えられます。これマジです。

そしてそれを実現するに当たってやってはいけない動きがあります。それは「過度なキャラコン」です。

「は?どゆ事?ストレイフくらいしないとダメだろ」と普通は考えますがそれ、ダメです。バレます。

デコイと言うのはシステム上「実体判定のない実体」なので空中での慣性制御が効きません。なのでストレイフをして本体は曲がってもデコイは最初にジャンプした方向にしか行けません。そしてウルトを発動する時にストレイフをすると自分だけ長く点滅してるのを見られてバレますし点滅がバレなくてもデコイ1.5〜2体分程離れた位置で着地するのでバレます。なのでどうしてもキャラコンがしたいのであれば背面へタップストレイフしましょう。後ろへ曲がってもウルト発動時に透明化するので案外バレません。

相手を騙す時に勘違いしがちなのが「デコイを本物に見せるか」ではなく「如何にデコイを本物に見せ、本物をデコイと勘違いさせるか」が重要なんです。なのでデコイの出来ない動きをしてしまうとすぐバレるんですね。

※状況によっては横へのタップストレイフや通常のストレイフをしても全然問題ないです。例としてデコイを素通りされた場合等は是非ともキャラコンしてください。

「デコイ使うのはいいですけど、絶対に過度なキャラコンだけはせんといてくださいよ!」


さあ、漸くここから理論的強さをお伝えします。

まず、前述しました「敵を動かす」ですが、これは結構簡単です。直進デコイを投げるだけです。結構騙されます。特にオブジェクトを挟んだ戦闘では直進デコイがめっちゃ刺さります。スキルのデコイはパッと見ただけどころかいくら凝視しようと本物と見分けを付ける事が出来ません。なので「左右どっちから詰めようor詰めてくるんだ…」と言う緊迫した状態で足音も外見も同じデコイが突っ込んでくれば騙されなくても一瞬意識が向きます。そしてFPSにおいてその一瞬が命取りです。

対数人ではまずウルトをいつでも出せるよう意識しましょう。STEP.1の最後をヘイトに関する事で強引に終わらせたのはここに繋げる為です。

ヘイト取りをしてそれを往なせるキャラはかなり限られます。ミラージュ、レイス、アッシュ、バンガ、ホライゾンの5体だけです。更にそこから交戦へ繋げられるのはホライゾンとミラージュだけなんです。

ホライゾンなら多少被弾してもリフト乗ってウルトを投げて味方と交代すれば最後まで味方のサポートをして引きバッテを巻けば戦線復帰が出来ます。しかし、ミラージュで難しいのは直接味方をサポートするスキルがない事。これがミラージュが弱いと言われる原因です。

ここで意識するのは「戦線離脱」ではなく「前線維持」です。この場合持てるPSをフルで使い出来るだけ長く前線に立ち削れるだけ削りましょう。これがミラージュの欠点であり長所の「PS次第で劣勢にも優勢にもなる」と言うところです。

【結論】ミラージュはキャラパワーこそ低いが使い手でどうにでもなる

ではこれにて本題を終わらせていただきます。読んでいただきありがとうございました。

STEP.3デコイの使い方、ちょっとした小技、注意点

さて、本題は終わりましたのでここからは「ミラージュ使ってみたいけど使い方わからないな…」や「ミラージュ使ったことあるけど全然使えなかった」って言う方への使い方、小技や注意点を幾つか紹介します。

【デコイの使い方】

まず使い方解説の前に初心者の方にありがちな間違いに「操作の切り替え方法」があります。デコイは操作モードに切り替える事が出来ますがデフォルトだとpadでは十字キー、キーボードではHになっていると思います。両方とも一度移動操作から手を離さないといけないんです。

そんな時に使うのがスキルボタン長押しです。デコイはスキルボタンを長押しする事で発動後ノータイムで操作モードに切り替える事ができます。デフォルトではpadはL1、キーボードはQキーを長押しするとデコイが黄色くなり簡単に操作モードになります。これを踏まえた上でデコイの使い方へ行きましょう。

さて、前置きが長くなりましたがデコイの使い方です。

デコイの使い方は超絶簡単です。索敵です。

デコイは敵が撃った位置を表示してくれる便利機能がついてます。それを使ってブラハスキャンのように目的地の方向へデコイを走らせてみましょう、敵の有無が分かります。

もう一つ索敵の使い方として後ろの方は立たせておくがあります。人間の心理的な話になりますが人間は誰しも好奇心や出来心という病気を抱えています。目の前に明らか偽物なデコイがあっても撃ってしまう生き物です。後ろに置いたデコイに反応があれば敵がいることがわかるので戦闘があっても漁夫を警戒できます。

【ちょっとした小技】

ここからはデコイのちょっとした小技を紹介します

デコイは発動時の慣性をある程度受けて進んでいきます。例えばスライディング直後にデコイを出すと物凄い勢いで滑って速度が落ちるとしゃがみ歩きを始めます。ジャンプ時も同じです。前にジャンプしながらデコイを出すとデコイは空中で急加速して飛んでいき、着地すると前進します。

これを利用して遮蔽物(射撃場右端の壁)等の薄い壁を超えて撃たれるリスクなく向かい側はデコイが出せます。

そして前述で「過度なキャラコンはしない方がいい」と言っていますがデコイと平行線状にいる場合壁ジャンプは完全に同じ動きとはいきませんが似た動きをします。

【デコイを使う上での注意点】

ここからはデコイの注意、留意すべき点についてお伝えします。

注意点その壱「デコイの持続時間」

相手を騙せるデコイ君ですがその持続時間は無限ではありません。ちゃんと持続時間が決まっていてスキルは60秒、ウルトは15秒だけしか持続しません。なので後方へデコイを置くと説明しましたが実質的な効果時間は60秒だけしかありません。なので過信しすぎないようにしましょう。

注意点その弐「デコイの体力」

ひとつ前で持続時間が60秒しかないと説明しましたがデコイ君も無敵ではありません。体力はスキルもウルトも両方45固定です。ボルトを3発被弾したら消えてなくなります。デコイが倒されたからと言ってリチャージが短くなるとかはないのでこれも注意しましょう。

注意点その参「謎の引っ掛かりバグによる一般人化」

STEP.2でも説明した通りデコイは「実体判定のない実体」と言うなんともややこしい存在なのでバグを引き起こさない為なのか分かりませんが謎の引っ掛かりや段差を降りただけで後ろに倒れて消え去る事があります。更にシーズン9の中盤辺りから起きている操作切り替え時にデコイが空中判定になり3秒ほど操作が効かなくなると言う致命的なバグもあります。これは静止状態からしか起きないのでスキル長押しでは起きない問題です。

注意点その肆「デコイの目的地」

デコイは地面に向けて出すと丸いマークが出て持続時間内に辿り着く場所であればそこに向かうと言う特性があります。さて、天井を指し示すとどうなるでしょうか。正解は天井の直下に向かいます。そして壁や岩を示すと当たるまで直進します。更に地面を指し示した時、途中に障害物が存在すると衝突した瞬間静止します。何もない空を指し示すと障害物に当たるか時間切れになるまで直進を続けます。

【最後に】

さて、こんな感じでPS次第でどうにでもなりますがPSの中でもエイムやキャラコンではなくプレイヤー自身の発想力等で欠点をリカバリー出来るキャラがミラージュです。この記事で少しでもミラージュに興味が湧いたりミラージュの事がもっと好きになって頂けたら幸いです。

これにて本記事を締めさせていただきます。超長い記事でしたが読んでいただきありがとうございました!





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