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アパレル業で私が思ってる事。3:過去からの流れ的なのをイメージで書いてみる 。その1 。画像の貼り方覚えたのでテスト的な?

 まあグダグダ書いてきているうちに、なんとなくイメージしていた事とかを思い出してきまして。で、思ったわけなんですけど、ファッション業界、特に衣料の場合、いわゆる衣食住的な「衣」の機能は概ね完成に近づいていて、その上の「オシャレ」的な部分で付加価値を稼いでいたってのが現実に近いのかなって思ってたりします。図で書くと、

 なんかこういう感じです。縦軸が付加価値っていうか単価的なイメージで、面積みたいなのがブランドの強さっていうか魅力っていうか、まあそういうものになると思います。
 これがファッション的な意味で熟成してきて、バブル期になってくると、

 っていう感じになってきてたんじゃないかなとか思っています。

 で、バブルが弾けて、ファストファッションに流れるわけなんですけど、ファストファッションっていうのは、

 っていう感じになっているんじゃないかなっていう気がしています。
 比較すると、

 みたいな感じになるんじゃないかなと。
 不況期ですから、単価的に高い商品は売れなくなりますので、今まで勝負してきていた部分(上の薄黄色エリア)の需要が激減します。
 でも、ここで多分ファッションアパレル業界は、

 っていう感じで価格を抑えた商品にシフトしたんじゃないかなって思うんです。ベースの考え方そのもの(図の形)は大して変わってません。下の図だけを表示したら

 こういう感じになっていたんじゃないかと思います。まあある意味現在進行形なんですけど。ファストファッションは今までの考え方の延長で単価とか付加価値的な物とかをアップさせることで面積を増やしているのに対して、既存ファッションアパレルは三角形の高さが低くなる事で面積を減らしちゃったんじゃないかと。まあ結果論的な話ですけど。
 もう一つの要素としてPOSの導入ってのがありまして、これって端的に言えば「売れないものを効率的に排除する」メカニズムなんです。ですので、

こういう感じになります。高さ分だけ魅力がなくなっていますね。
 ここで新たな先端部になるような商品が提案し続けられれば、三角形そのものの形は維持できるんですが、どうもうまくいっていないんじゃないかと個人的には思ってます。

 じゃあ、今後はどうやって面積を増やしていくのがいいのかっていう話になると思いますが、そのあたりはその2で書こうかと。

 

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