ケーキ屋さんからの着信履歴に
気づいたのは日も暮れかけてた頃

この10年毎年予約してる犬用ケーキ
今年は一人でとりに行かねばっ
今日は更に寒く風も強いぜ泣笑ｸｳﾝ

甘くない犬用ケーキを食べながら泣いた
妙なテンションで日々を誤魔化して
泣くことを忘れていた

少し冷静に頭ん中整理してみよう

先週の土曜日だ…
まあまあ普通に食事して排泄し
しっかり歩けるしよく寝るが時々私を
探しにくるし目も合わせ話がわかる風な
表情も変わらず愛らしく、あ、ああ(ry

いつもの場所で私の足元でぐっすり
なはずだったが真夜中、突如、痙攣？？
最初は子の熱性痙攣程度に冷静に見守る
も、二回三回と発作の間隔が短くなり
発作時間も長くなってきて尋常ではない
不安が高まり夜間診療もして頂ける病院
かかりつけ主治医に連絡、近いので
即連れていく(諦めるしかないと悟りながら
発作が長引きチアノーゼも出始めていたが
動脈注射でバイタルは正常には戻った…
どんな状態であれ連れて帰ることは
決めていたので痙攣どめの注射をいただき帰宅

明るくなるに連れ意識が戻り普通に
食欲もあり排泄もしたので少し安堵する
日曜日だったから私は普通にバイトへ

日曜日月曜日と間隔はかなり空いたが
痙攣は起きたのでやはり主治医と密に
連絡をとりながら…
そして火曜日、暖かい朝だった。
非常に激しい痙攣がきた。注射も効かない
長すぎる。今度は呼吸がやばい…
フレブルにしては重過ぎる身体は
どんどん硬くなり更に重く
抱き上げれない自分が情けなく
とりあえず慌て汚い旅行用ボストンに
つめこみ病院へ…
死亡確認をして頂いた
2021年12月21日火曜日9時30分か

私？？泣き叫ぶこともなく先生にお礼をたくさん申し上げ葬儀用のパンフを頂く

動かない犬を汚いボストンに入れて帰宅
身体を拭いてあげたくてお風呂場へ

張り詰めていた糸が切れたねやっと
重くて硬い犬を拭きながら号泣
ありがとうありがとうありがとう
ありがとうほんとにありがとう
一緒にいてくれて。この10年あなたが
いたから生きてられたと言っても
過言ではないくらい色々あったからさ

まあその日が仏滅？てことで？
葬儀場は水曜に予約。人と同じような
段取りを説明されたが略式で

動かない犬との夜はいつもと変わらず

翌日は快晴で暖かい日となった
(12月22日

さすがに汚いボストンはあれなんで、ても
野菜の箱くらいしか思いつかなくて笑泣　

山奥までの長い長いドライブは久しぶり

あの重かった犬が小さな骨となり
人みたくツボに収まり帰宅。お疲れ様

これからも私の家族のそばにいるね♪

と言い聞かせつつ目の前のことをこなす

発狂しそうになる瞬間ぐっと抑えながら
ただいま、おはよう、ごはん、トイレか
など話しかけてる自分がいる
部屋のあちこちに彼はいる

何より
インターネットのあちこちに
彼のアイコン、写真、動画多々あり
あああ彼はちゃんとそばに
いるじゃないすかーーー

犬用ケーキはやはり甘くないのね泣笑

あ、いつのまにかクリスマスが終わる？

長くなったが
書いてみたら落ち着いてきた
自分がいることにちょっとびっくり


忘れられないクリスマスになったわ'21