1月あれこれ

2018年よろしくね! これは新年あるあるだと思うのですが「人に優しく、愛を上から目線にしない、会いたい人には自分から連絡する、東京を楽しむ、健康第一、タンパク質と発酵食品を食べる、早寝早起き、今年も一回は海外にいく、飛行機をうまく使いこなす」とか。目標とかやってみたいことばかりがアホほど頭に浮かぶ一ヶ月でした。新年ってかんじ。


▽現場

・関ジュあけおめコン @大阪城ホール
・WESTival @横アリ、マリンメッセ
・JOHNNY'S Happy newyear lsland @帝劇
・ぼくの友達@DDD青山クロスシアター

うぇすてぃばるとあけおめは別記事たてたのでスキップ。

まずハピアイについてはガラスの十代が素晴らしくて。18という(一般的にみれば)思春期もほぼ終わりのような歳、自我が固まってきているからこその辛さとも向き合わないといけない年齢にいる、彼なりのガラスの「十代」だなーと 感じて

HiHi Jetのガラスの十代、十代の後半、さまざまなことに無自覚ではいられなくなる時期の男の子の「ガラスの十代」で、心が苦しいことを身体の苦しみで表すような時間で 壮絶だった これが15歳と17歳と17歳と18歳の「ガラスの十代」なんだな とおもった

十代の男の子って、突然死んだりするじゃないですか 映画とか本とかの中とかでは HiHi Jetのガラスの十代は、そういう、周りからは分からない理由で突然死んだりとかする男の子の話だった

HiHi Jetのガラスの十代の、死に近いところにいるようなやばさは、年齢ゆえの儚さとかもともとあるものが偶然そう見せたというよりは、自覚的にそういう世界にちかづいてみようとした結果としての危うさみたいなのがあって なんか…ロビンウィリアムズのいまを生きるとか、山田かまち的なアレがあった

こういうツイートをしてました。あと、井上瑞稀さんがステスクでガラスの十代について「短編映画のような世界をお見せします」と言ってたのがすごく印象的で。HiHi Jetって、こーいう表現を、偶然じゃなくて自覚的にできる十代の集団なんだな…みたいな。わたしが偶然好きになった男の子が居場所として大事にしてるユニットが、こうやってたまらなく私好みなものを見せてくれると、人生ってうまく出来てるなーと思います。すごい。

ハピアイ全体を通して思ったのが、30年前の少女たちが心をときめかせていたメロディや、歌詞が、時を超えて現代の女の子たちの心をもしっかり掴むのって、本当にものすごく素敵なことだなーと。 ジャニーズの魔法。昨日なんとなくステナビの前の号を読んでいたら、東山さんがハピアイについて「自分の人生と事務所のヒストリーを融合させて邂逅していただけると嬉しい、皆さんの中でストーリーを作って感じていただければ」と話しているのを見つけて。 ハピアイ期間中から今もずっと、わたしの周り(もちろんわたしも含めて)の色んな人が たとえば少年隊を聞き直したり、Zokkon命の歌詞をツイッターのbioに書いたりしながら昔の作品を自分のこととして楽しんでいる様子を見ると、まさにその通りの 東山さんが語った、狙った通りのことが起きてるなー、すごいなー、って そういうことを考えてます。


ぼくの友達は辰巳くんを観に、行ったんですけど、ほんと〜に、良い体験をさせてもらいました…

辰巳くんの舞台二度目ましてしてきたんだけどやーーもーーやっぱりめちゃめちゃよかった…二度目で味わいが倍増した トニーの中でカチッと怒りのスイッチが入る瞬間、それが爆発する瞬間、それがとけて放心状態になる瞬間からそのままカテコへの流れがすごいなんかこう人間味を感じて、ドキドキした…

あとねーフランキー(18)やるときの辰巳くんがほんとに一瞬すごく瑞々しくて勝気で強気なフランキー(18)になる瞬間がドキドキしてあそこほんとにすき。

辰巳くんの目が好きです。

▽映画

・勝手にふるえてろ

性格やものの見方やひねくれ方が恐ろしく似ているオタクの友だちと見に行き、しんどさで散り散りになりそうになった映画でした。 じゃあどうすればいいのかはこの映画を見たとてわからない。それどころかその友だちと後日交わした会話では「私がよしかの分までイチと幸せにならなきゃ、頑張らなきゃって思う」という新次元のこじらせ名言が飛び出したレベル。 その救われなさ、そして反動でいま「私たちもっと強気になりふり構わず生きるべきなのでは」って本気で思っちゃってるあたり、この映画すごかった。 松岡茉優って素敵だなー。 心の中では常に大声で全世界と会話してるのに、誰からも気づいてもらえない孤独。松岡茉優はすごい。


▽漫画

・恋は雨上がりのように/眉月じゅん

おじさんと少女の恋物語なのですが、その突飛な設定の中にこめられた芯がものすごく普遍的で。季節の移ろいとともにドキドキが高まって、体と心を持て余すようなあきらの生っぽい体温の描写は、自分の高校生の頃を思い出すようで すごい好きです まだ全巻読めてないのですが映画が公開になる前には読み終えたいな。

▽ドラマ

・女子的生活

NHK金曜夜10時からのこの枠ー!この枠!秋にどハマりしたこの声をきみに の枠です!!多分私そもそもこの枠と相性が良いんだとおもう!!
このドラマはまず志尊淳のトランスジェンダー役がほんとに素敵で 気が強くて芯があって毒っ気があって相手の真意を見抜くのが得意なOL役。 そしてこのドラマで小芝風花ちゃんのファンになりました。「オーガニック系女子の皮を被った性格の悪いビッチ」という役、すっきりさっぱり性格が悪いから逆に清潔感さえあるみたいなあの役、不思議で魅力的だった…

・カルテット

世間から遅れをとること一年、年明けから一気に見ました。 私は娯楽からは現実を見聞きしたくないので こんな風にぜんぶをイソップ童話みたいにして教えてくれるドラマは 大好きだなーー と思いました。すごく。おにぎりとか唐揚げとかおでんとか 誰かと一緒に食べて 同じ釜の飯を食べて 性愛のない(もしくは慎みを持って隠す)1つ屋根の下の暮らし 憧れない方が難しい。。 ちなみに私は「最終話は4人で無理心中」説を推します。

・卒業バカメンタリー

見てるよ〜!最高だ〜!大好きだ〜!わたしは居酒屋の大座敷のかたわらで妖怪のように酒を飲みまくるマオさんのことを隅から見つめるモブ2女になりたい!!これはまだ続くので2月に書きます


▽まとめ

1月、良い一ヶ月でした。一月も色んな友達と会って喋ってコンサートいったりお酒飲んだりご飯食べたり甘いもの食べたり神社に行ったりカレー食べたり映画を見たり刺激を受けたり共感したりワクワクしたり。実はうぇすてぃばる福岡の2日前に突然39度くらいの熱が出て、気持ちだけがどうしようもなく焦って焦って大変だったのですが一夜で平熱に下げました。現場への執念が熱に勝った。と言いつつ、働くオタクに何より必要なのは有給よりお金よりまず第一に「健康・体力」と痛感したので、健康はこちらから手に入れていかねば…と、2月に入ってまずは人生ではじめて自分で納豆を買って食べました。納豆っておいしいな…。


1月の後悔はみせコドを見そびれたことと、歌舞伎座に行きそびれたこと。どちらもスケジュール把握の甘さゆえです。。 2月は「気になるものはすぐスケジュールチェック」あともう一本くらいドラマを追加でみたいな〜と思っています。それから2月は、すぐに「退屈」って言わないことを目標にします。 笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?