きっと風景が変わるだけで

源氏物語(現代語訳二人目)を読んでいると

女は昔から親や伴侶の地位によって振り回される危うい存在だ

男の後ろ楯を無くして没落していくことの、なんと多いことか

皇室の血を引いていようが全く関係ないな

代が変わればすぐに転落

ボッロボロの家に住んでいたりする

今も昔もおんなじだなーと思う


源氏も高貴な生まれの筈、さぞかしいい暮らしで不満もないのだろうなと思いきや

「こんな忙しい日々を抜け出して、ただ季節の花を愛でながら生きていきたい。ああ早く出家したいなぁ」

なんて、頻繁に思い悩んでいる。

うーん、今も昔も変わっていないな。

そんなに昔から願っていることが未だに実現出来ていないっていうのどうなんだ。

いつになったら人は楽になれるのか。

何も成長出来ないのがこの世界なのかもしれない。

だとしたらどの時代に生まれても一緒だし、きっと魂は時代を重要視しないで選んで来てるなと思う。

もしも生まれる時代を選べるならね(宗教を信じてるとかではないよ)

どこの時点でも人の悩むこと、することは一緒だもの。

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