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第百三十一回 Vo 将|将さんの言葉紡ぎ「生存報告」


はじめに

やあやあ。みなさんご機嫌いかがでしょうか?将でございます。

気づけば「Brutal Revelation」ツアーが終わって三週間経ってしまいましたね。オンライン、オフライン問わず参加できた方いかがでしたでしょうか?

一見した雰囲気としては、喜怒哀楽の『喜』『楽』を削ぎ落としているメニューでした。しかし、バンドとしてはみなさんに最大限の『喜』『楽』を見いだしてもらいたい。そのための映像演出や演奏の工夫が細部まで散りばめられた、そんなツアーでございました。

昨年の十七周年。GEMINIのテーマで催したライヴから続いている

〝シネマティックで緊張感のあるライヴ〟

それをやり切れた気がしています。

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俺自身は今のアリス九號.はこういう空気感でしか生きていくことができないんだな、と。それを切に感じて歌っていました。

それはコントロールできないものだし、忖度もすべきではない。したがって不可逆なその『迸る衝動』がみなさんの中に良い影響を与えられるよう祈るような気持ちでした。

またメンバーのわちゃわちゃしたところが見たい!という要望もいただいております。その辺りは主にFC関係のコンテンツ──旅行、FC限定ライヴ。そしてオンライントリップなどでしっかり発揮していきます。

制作期間あれこれ

以前からMCなどでお伝えしていた制作期間真っ只中なのですが、ようやく峠の中腹が見えてきたという感じです。(つまりまだ半分行ってない)

現在、沙我曲2曲。ヒロト曲1曲。虎曲1曲。デモは3曲くらいなのかな?僕の曲は音数が極端に少ないバラードの原型を提出していて、デモの中に含まれています。どれもとっても良いです。アルバムコンセプトとしては退廃、デカダンスなどのキーワードが頻繁にやり取りされているので、アリス九號.のパブリックイメージのキラキラが、黒エナメルの煌めきになっている感じ、とお伝えすると解りやすいでしょうか。

とにかく、18年目にしてまた実験的なことをできている幸福を噛み締めながら、歌詞と歌を紡いでいる日々です。

レコーディングは、今回沙我君が付きっきりでディレクションしてくれているので、よりタイトに世界観に寄り添った歌になっています。

そこで意外だったのは、昔の、以前の歌い方を彼が求めてくること。時期で言うと『GEMINI』あたりでしょうか。自分的には通過したテクニックのつもりでも、現在のメンバーには必要なものだったりする。不思議なものです。

アクションとしては、先行曲のMV公開が最初になると思いますが、楽しみに待っていてくださいね。

お願い

もうすぐメンバーのコンセプトライヴたちが始まりますね。

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ミーティングで、他のメンバーがツアーをやる!という話になり、『え?俺は?」と思ったのですが、「将くんはVoらしくどーんと構えてて」という謎のアドバイスをもらい、私はお休みになります。

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仕方ないね……!俺は最終兵器だから……!

と、メンバーに諸々任せてどーんと構えていたところに一通のお手紙が届きました。(最近はライヴでお手紙を受け取らせていただいております)

将さん……今年の誕生日……ナニカアルヨネ??

ももももちろん!!!(何も考えてなかった)

これではいけない……制作に集中するつもりでも、確実に何かを楽しみにしてくれている人は存在するのだ。そこで私、決心しました

みなさん、2022年7月3日(日)あけておいてください!!!

オフライン(東京)、オンラインも有りで何か催し物をするつもりです。ちょっと特殊なことをするつもりなので、まだ変更あるかもですが、何卒。


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二〇二二年四月──都内某所

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限りなく2次元に近い2.5Dロックバンド、アリス九號.のオフィシャルnoteです。 毎週メンバーがリレー形式でオフィシャルnoteだけの…

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