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なんとなく来た京都に、ひとちゃんが惹かれていったわけ。

こんにちは。
京都外国語大学国際貢献学部グローバル観光学科 2 回生の田中萌々花です。

今回は、ENJOY KYOYOメンバー同士のインタビュー企画。わたしは今回、SNS担当の畑佐瞳ちゃんにインタビューをしました。

わたしたちは同じ観光学科でもあまり授業が被ることがなかったので、今回は「私たちにとっての京都」をたくさん語り合いました。

あっという間のとある日のお話を、
今回はちょっとだけ書こうと思います。


12月5日、18時頃。

紅葉も終わりがけで、一気にクリスマスの雰囲気に包まれはじめた四条河原町。
「お疲れ様〜!」お互い授業終わりのわたしたちは、四条河原町の交差点で待ち合わせ。

いたる所にあるクリスマスツリーやサンタさんのオブジェ、キラキラしたイルミネーションに1年の早さを感じながら、私たちは新京極商店街へ。

お目当ての「大正創業京都オムライス レストランスター」を発見。

ここを通ったことがある人ならば、誰もが一度は見覚えがあるであろう大きなオムライスの看板が象徴的な、大正14年創業の老舗洋食レストランです。

わたしたちは、不動の人気No.1「オムライスグラタン チーズ&デミ」を注文。

分かってはいたけど、素朴で美味しすぎる。インタビューをしに来たはずが、オムライスに夢中。

女子トークをしていたら完食。
幸せだったからよしとします。


さて、そろそろ本題に入らないと。

「なんとなく」来た京都に恋をする。

ひとちゃんは、滋賀県出身、今は京都に下宿しています。京都のカフェ巡り、神社仏閣巡りが好きな観光ガールです。

実はひとちゃん、もともと京都に来たくて大学を決めたわけではなかったのだそうです。

わたし「何で京都の大学にしたの?」

ひとちゃん「うーん特にこだわりはなくって、地元の滋賀も近いし~っていう感じかな。」


これが入学当時のひとちゃん。そんなひとちゃんが京都を巡るようになったのは、ENJOY KYOTOでの活動に参加するようになってからでした。

ひとちゃん「ここで京都が好きな仲間や、いろいろな企画をして京都を歩いているうちに、いつの間にか京都を好きになって、気付いたらよく京都の街を散策するようになってた!」

もともと京都が好きで参加する人が多いENJOY KYOTOですが、ひとちゃんは逆だったんです。でもENJOY KYOTO活動をしているうちに、どんどんその魅力に惹かれていきました。


現在ひとちゃんは、ENJOY KYOTOを引っ張ってくれるリーダーの剱物真桜さんが企画している Michibata KYOTOの活動にも関わっています。それがきっかけで御朱印も集めるようになったみたい。

「未知+道端」~道端に眠る、あなたの知らない京都~をコンセプトにして、ほんまもんの京都を発信しているMichibata KYOTOの活動もぜひ覗いて見てください。↓↓


https://instagram.com/michibata_kyoto?igshid=NGVhN2U2NjQ0Yg==

ひとちゃんが京都を巡るわけ。

さてさて、そんなひとちゃんですが、京都の中でも一番好きなのはカフェ巡り。

現在、京都には2000軒余りの喫茶店やカフェがあると言われています。

友達とおしゃべりに行ったり、一人で本を読みに行ったり、ひとちゃんにとってカフェタイムは心が落ち着く大切な時間。

実は今回のインタビューも、2人でオムライスを食べたあとにとある喫茶店へ。


20時半頃。
まだまだネオンな明るさに彩られている四条通。少し路地をのぞいて見ると、ポツンとあたたかい色の灯りが。

それは、こじんまりとした「御多福珈琲」の入り口でした。

なんだか小説に出てきそうな、あたたかいお話が始まりそうな雰囲気で、わたしたちはすい込まれるように地下に続く店内へ。

店内は撮影禁止でしたが、とってもレトロでタイムスリップしたような空間に二人とも酔いしれました。ひとちゃんは「当店自慢のブレンドコーヒー」を。わたしは「エチオピアモカ」を。

さぁ、ゆっくりコーヒーを飲みながら、話題はもちろん京都。

わたし「ひとちゃんはどんな時に京都巡りをするの?」

ひとちゃん「わたしって、ついいろいろ考えすぎちゃって、気がつくとネガティブ思考になってたり、それでしんどくなることがあるんだよね。そんな時に、京都のカフェを巡ったり、神社仏閣に行くと気持ちが落ち着いて、なんだかスッキリして前向きになれる気がする。」


ひとちゃんにとって京都巡りが心の支えのひとつになっているということを感じました。たしかに、わたしも一緒だなと思います。なんで京都を巡るのかって、もちろん理由はたっくさんあります。歴史や伝統的なものが好きだから、面白い発見にあふれているから、単純に観光スポットが多いから、景色が綺麗だから。でも根本的には、ただその場所に行きたいというよりも、いつもそこで感じるものに惹かれている。スピリチュアル、人との繋がり、伝統。いろいろあるけど、全部目に見えないものばかり。だからきっと、京都を巡ることで、何か自分自身の答えを探しているんだろうなと思ったりもします。少し冷めたコーヒーを飲みながら、京都で過ごす学生生活に改めてありがとう、と2人で感謝しました。

ちなみに、ひとちゃんの一番好きな神社は、四条大宮にある「元祇園梛神社」だそうです。なかなかマニアック。四条通に面していながら、神社に入ると一気に雰囲気が変わる魅力的な神社だそうで、わたしも今度行ってみたい。

そしていろいろと話していたら、わたしたちにはたくさん共通点があったんです。

もちろん、神社仏閣巡りが好きなこと(これはこの年齢だとだいぶ少数派なので貴重な仲間)、
そして自然が大好きなこと、行ってみたい国がスイスなこと。

「今度一緒にスイス行こう!」
そう言えたら良いところでしたが、そんなにお金はたまっていないので、近々京都にある「喫茶スイス」に行こうと約束をしました。(わたしがずっと気になっていた中京区にある喫茶店。)

その他にも、二人で京都の好きなところやおすすめの場所の情報交換をしながら語り合い。

大体、話している間はGoogleマップを開いて、お互いピンだらけな地図とにらめっこです。
まだまだ話し足りませんでしたが、もう良い時間でとっくにコーヒーも冷めていたので、続きはまた今度。

ENJOY KYOTOをきっかけに、京都巡りを楽しんでいるひとちゃんにとっての京都を、たくさん知れたあっという間の楽しい時間でした。

同時に私にとっての京都もよく考えさせられたし、その答えはまだまだゆっくり見つけたいな。


また次の散策を楽しみに、今夜は解散。

ENJOY KYOTOで出会えた仲間達と話す時間はとっても幸せです。同じ趣味だけど、一人ひとりにとっての京都は全く違って、その視点を知ることがまた楽しくて刺激にもなって。大学生活も、もうすぐ折り返しのわたしたちですが、これからも思う存分ENJOY KYOTOの仲間と京都に浸りたいなぁと思います。

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