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当時学生ながら、アンダーウェアブランドを立ち上げました。

こんにちは

ALL YOURS 2nd です!

第11回の記事で取り上げさせていただくのは、アンダーウェアブランド「one nova」 の 金丸りりあんさん です。

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<インタビュイー情報>

・名前    金丸りりあん
・年齢    24歳
・職業    株式会社one nova 代表取締役
・出身地   神奈川県
・趣味    映画鑑賞

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「世界一透明なパンツ」というキャッチフレーズで話題を集め、着心地の良さ、気持ちの良さを追求したアンダーウェアブランド one nova を大学時代の同級生と共に立ち上げた金丸さん。

one nova のアンダーウェアは「体型」と「性別」を理由に選択できないことを無くすために、幅広いサイズ展開(XS〜XXXL)を揃え、性別を問わないUNISEXの製品も販売しています。また、独自に開発した素材「nova wool®」を使用しており機能性に優れ、素肌へのストレスをクリアにしてくれる製品を生み出しています。

大学在学中の当時19歳という年齢で事業を立ち上げた、金丸さんの原動力や仕事観、普段の仕事内容などをインタビューでお聞きしました。

(one nova .HP)

起業のきっかけ

きっかけは、高校時代に塾が一緒でお互いのやりたいことや悩みを打ち明けるような仲であった相方さんに大学入学後に誘われる形で事業を始めたことだったそうです。

アンダーウェアの事業を行うと決めた際には、お互いひらめきに近い事から考え始めたそうです。衣食住の中で衣だったらなんとなく自分たちでもできそう、下着は面積が小さいから作りやすそう、などお互いが納得を深め合って決めていったそうです。

失うものは何もなかった学生時代

金丸さんは、大学入学後に起業した当時の心情をこのように言います。

失敗しても何もないのが学生時代だと思いますし、むしろいい経験になるくらいの気持ちでした。挑戦するのには年齢は関係ないと思いますが逆に今の方が、0から新たに不確実性の高いことをするのは心配になってしまうと思います。当時は無敵感がありました。(笑)

今振り返ると、当時の金丸さんは起業に対して不安などは無く、むしろ学生時代にしかできなかったと感じているそうです。

起業家の仕事内容

自身のお仕事を、自己責任ではあるが自身で行う事と行わなくて良い事を決めれられる点が魅力だと言います。

金丸さんのお仕事は朝10時から始まり、夜お腹が空く時間に終わります。時間は厳密には決められていませんが、同じく創業者である相方さんとはオフィスに来る時間がだいたい同じで、なんとなく時間があっているそうです。

基本的にはデスクワーク中心で朝にはその日のタスクをリストアップし、商品企画からブランド撮影の企画・ディレクションなど様々な業務をこなしています。
また、お仕事を外注しているデザイナーさんとのミーティングや日によっては商品撮影の準備などを行うこともあるそうです。

事業を続けることを選択した理由

金丸さんは大学在学中、将来の道を模索する中で企業に就職することも、このまま事業を続ける事もどちらも楽しく過ごせると考えていました。そのため、事業がうまくいかなかった時期には1度、事業を終わらせて就職活動を行うことも考えていたそうです。
しかし、事業が軌道に乗り、続けられる見通しが立った際に、ふとこの楽しさがずっと続けばずっと幸せだなと素朴に思うことがあったと言います。この出来事がきっかけで事業を続けることを決めたそうです。


事業を起こすことの楽しさ

私は、これを「やりたい」というものよりも「やりたくない」っていうものの方がはっきりしていて、何かを決める際に、自分の美意識に反することがあっても、ちゃんと「やりたくない」という選択ができる環境にいることが恵まれている事だなと感じます。

何をするにも自己責任である今のお仕事の中で、やることとやらないことを決められる事や自身の思考とやりたいことが一致するところに楽しさがあるそうです。
また、自分で始めた事業ということもあり、売上が上がれば素直に嬉しかったり成長を感じられたり、全てが自分ごとに感じられるのが魅力だと言います。

考えすぎずにやってみる事

金丸さんは、出来事よりも考え事の方が基本的に不安が肥大化してしまうことの方が多いと考えているそうです。何をしたら良いのかわからないときには考えるよりも先にとりあえず行動する事を心がけていると言います。あまり考えすぎずに何がいいのか、何が嫌なのか判断軸を養う気持ちで、考えすぎずにやってみるという軽やかさことが大切だそうです。

さらに、金丸さんは失敗談はむしろ面白いものだったり、興味深いものになるため本当の失敗はないと考えているそうです。

ALL YOURSとの出会いと学び

ALL YOURSとの出会いは、アンダーウェアの事業を始め、認知拡大を目的にクランドファンディングを企画していましたが、アプローチ方法に苦労していた時でした。

当時、クランドファンディングで有名だった ALL YOURS のプロジェクトページの作り方に共感し、クランドファンディングでのリターンとしてイベントスタッフをする権利を選択したのがきっかけでした。スタッフの打ち合わせで初めて直接お会いした際に、事業について相談に乗ってもらい、その後3年間インターン生としてお手伝いさせてもらうことになります。

その3年間で、ものづくりの基本的なことや生産に関わることとブランドの価値観やモノの考え方の枠組みなど2つの方面で大切なことを学んだいいます。ここでの基礎的な学びが、自身のブランドの基盤となる考え方に影響しているそうです。

そんな金丸さんのお気に入りのアイテムはハイキックジーンズだそうです。初めて履いた時からその柔らかさに感動し、愛してやまないとお気持ちを語ってくださいました。

(金丸さんのハイキックジーンズに関する記事)




以上、アンダーウェアブランド 「one nova 」の金丸りりあんさん の記事でした。

やることとやらないことを自分で決められたり、売上が上がることに心から喜びを感じたりすることに対して、「全てが自分ごとに感じられる」
と話す金丸さん。この一言に起業をする事の魅力が詰まっていると感じました。

皆さんは、日々の生活の中で自分が何を選択したらよいのか分からない経験をしたことがありませんか。そんな時には、自分が何をやりたいのかを考えるだけでなく、何をやりたくないのかを考えるという選択肢があるかもしれません。



(編集 ユウセイ)

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