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育休終了前にキャリアカウンセリングを受けてみた話

無事、4月入園で子どもの保育園が決まりました。ということは育休期間は残り2ヶ月。会社の人事担当へ連絡をしたところ復職面談をしていただけるとのこと。さて、自分のキャリア、どうしよう。約1年自分なりに悩んできたものの、他の人と話してみるのもいいかもしれない。

ということで、オンラインでキャリアカウンセリングを受けてみました。

受けるまで

キャリアカウンセリングを検索したところ、「ミートキャリア」というサイトが一般的な模様。

ただ、体験価格5,500円。サービスに対しての価格は適正だと思う。思うものの初めて受けるには少し敷居が高いなと感じていました。

また、カウンセラーを自分から選べるのかわからなかった点や、キャリアコンサルタントの検索サイトでは条件に合う人がいすぎて選びづらかったこと(きっと皆さん集客のためにタグ付けをたくさんされているのでしょう…)からどこで申し込もうか迷うことしばし一時。

たまたまnoteを見て、個人でキャリアカウンセリングをされているカウンセラーの方を発見。そこで申し込むことにしました。

カウンセラーの方を選んだ基準は以下の通り。
・オンラインでのカウンセリングができる方(子どもを夫に預けて受ける必要があるため、移動で時間がかかるのは厳しい)
・育児×仕事の両方をお話できそうな方(これから子育て×仕事という未知の領域に足を踏み入れるため、それをすでに体験された方と話したい)
・柔軟な働き方をされている方(私自身が一生会社員であるイメージがつかず、かといって、ずっと起業家やフリーで活動されている方は合わないかも、という思い)

受けてみた


カウンセラーの方はこまめに連絡をくださる方で安心。文面も内容の中にやわらかさがあって素敵だなと感じました。

申し込み後、事前アンケートが送られてきて、これが良かった!わたしは考えをまとめるのに時間がかかるので、このアンケートをきっかけに自分が何を悩んでいるのかを言語化するきっかけになりました。

そして当日。
いくつか連絡事項(カウンセラーには守秘義務があるので安心して話してくださいね、など)のあとでお互いの自己紹介。そして本題に入りました。

自分にとっての気づきは、すでにずっと考えていたことが滑らかに口から出てきて、「ああわたしってやっぱりこういうことを考えていたんだ」と考えや思いを再認識したことです。

カウンセラーの方が、いろいろな角度から質問をしてくださり、自分が見えているものがよりはっきりと形になりました。

おまけ…ではないかもしれませんが、自分がかなり苦手だと思っている論理的思考がそんなに悪くないというのがわかり、これも新たな気づきでした。

一つだけ少し残念、というのか、どうするのがベストなのか迷っているのが、最後に「実践に向けて何をするか?」という内容があの場にふさわしかったのか。

私もコーチングをかじっているので、その質問はとても大事だと思う反面、まだその段階に思考が達していないので方向性について結論を出してしまっていいのかなというもやもやがありました。
繰り返しますが、次の実践について考えるのはとても大事だということはわかります。これは時が熟すまで結論を保留にしたがるわたしの特性かもしれません。開かれたエンディングがあってもいいんじゃないのかな、なんて考えてしまいます。
(以下の書籍は、曖昧なものを曖昧なままにする力”ネガティブケイパビリティ”について書かれた書籍)

単発で60分という時間の中ではアクションプランを考えるセッションがあることは必須だと思うので、今度は複数回×期間長めのカウンセリングを受けてみてもいいのかなと思いました。

また受ける?

今回のキャリアカウンセリングは、改めて自分のキャリアを考える良いきっかけになりました。受けた後からずっと自問自答が続いています。トータルではとても良く、また利用したいなと思いました。

ただ、もし次に利用するなら「社外の人に話す」というメリットをおおいに利用したいです。というのも、前回話した内容は社内の先輩や上司に話してもまったく構わない内容でした。むしろ背景知識がある分具体的な実践についてはアドバイスをもらえたかもしれない。

ただ、わたしが悩んでいることは今の職種以外の仕事に就くとしたらどうか?というIfも含まれているのでそちらについて話した方がよかったかも…とちょっと後悔。せっかくの機会が少しもったいなかったかもしれないなと思っています。

さらに欲を言えば、自分からどういう視点で話を聞いてほしいのか・整理してほしいのかをこちらから伝えれば良かったです。「このテーマについてご相談したいです」だけではなくて「こういう視点で話を聞いてほしいです」をあらかじめ伝えれば良かった。

なぜかというと、私は自分の内側の探索が好きで内省的なので自分の心の様子や自分が考えていることに目が向きがち。つまり自分の外の視点が足りないところがあります。
カウンセリングが終わった後、夫に「こういう話をしたよ」を伝えたときに「世の中の流れに乗るのも大事だよね」と言われてハッとなりました。わたし、また内側で完結していた。市場とか世の中の流れとか自分の「外」の視点がつい抜け落ちちゃうんですよね…。
「自分はこういう思考の特徴があるのでこういう視点でお話を聞いてください」を伝えてもいいなー。

終わりに


冒頭申し上げた通り、残り2ヶ月間。もう2ヶ月もないけど、より自分らしく働けるように準備していきたいと思っています。


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