Music history of Takehiko Hosaka 【No.009】

 僕の音楽遍歴にて。デュラン・デュランにかなりの影響を受けたということを書きました。その中でも、ギタリストのアンディー・テイラーに惹かれて、ギターをはじめて…ということを記しました。その流れで、彼と、デュラン・デュランのベーシスト、ジョン・テイラーがサイド・プロジェクトとして始動させたのが、The Power Stationなるバンドです。これを聴いて、さらにアンディー・テイラーのことを好きになったのであります。

 The Power Station / Get It On (Bang A Gong)


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 いやぁ。このバンドを聴いたことにより。僕は、自然と、ドラムというものの凄みを知ることになりました。かの、元シックのドラマー、トニー・トンプソン。彼の重厚なドラムに虜になりまして。本当はバンドでギターをやりたかったのですが。いつのまにかドラマーになってしまって(詳細は後日)。紆余曲折で、ドラムをやるにあたって、参考参照にさせてもらったのが彼のドラムです。リアルタイムでは知る由がなかったのですが。この重たいドラムの音。レコーディングでのミキシングで多少なりの加工が施されていた。そんなの知る由も無かったのですが。まあ、知らずともとにかく衝撃的でした。ジャケットが女性の裸のイラストだったということも含めて。購入するのにとっても躊躇った記憶があります。。。今見ればなーんのこともなーいものだったけど。中学生頃の僕にとっては、恥ずかしさの極みだったのです(笑)。

 さらに、ボーカルの、ロバート・パーマー。彼の唄声にも痺れましてね。僕はこのバンドを知ったことによって、音楽を掘り下げることをする行為をはじめたのであります。「シックってなに?」「ロバート・パーマーってどういう過去があったのか?」とか。MTV全盛期の。今考えれば世間的に流行っている音楽だけを追従することしか道が無かった僕にとって。「音楽を掘り下げる」という行為をするようになったことは、これが最初。さらに、この曲。今では言うまでも無く、かの、T.REXの名曲のカバーだってわかりますよね。

 T.REX / Get It On (Bang A Gong)

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 しかし、当時の僕にとって、「カバー」というものの意味自体解らず。。。何が何を?「カバー」ってなんなのよ?という。アーティストが過去のアーティストの音楽をカバーするということがあるということを知ったのがこれがはじめてなんです。色んなはじめてを教えてくれたのが、The Power Stationなるバンドなんです。

 いやはや。

 今、自分のnoteのダッシュボードをみたら。音楽遍歴の最初。001を書き記して以降、アクセス数が急降下してるのを発見しました。ぱちぱち(笑)。

 そりゃそうです。超、極私的な遍歴を書いているわけですからね。でも、少しは、もうちょっとは、皆に響くような。何かしらのバズを生み出せるように。少しは頑張ります。少しだけです(笑)。そんな中でもこの駄文シリーズに目を通して頂いている方がいらっしゃること。

 感謝感激です。

 引き続き、宜しくお願い致します。

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