Music history of Takehiko Hosaka 【No.004】

「Yellow Magic Orchestra - Tong Poo」

 とにかく不思議な音楽だったんですよね。まあ、小さい頃なので。どんな音楽を聴いていても、不思議に感じていたのだろうと思いますが。でもね。結局のところ。まだ音楽のことを深く知らない頃の自分にとって、ある種の、なんとも言い難い、衝撃。その、刺激があること。それが、自然と音楽に誘われてしまったという、ある種の要因であったんだと改めて思います。今聴いても、思いますね。

 とはいいつつも。これも自分から手を出した音楽ではなく。姉の影響で。姉が何でYMOを好きで聴いていたか、わかりません。当時は、テレビ全盛。それこそ、「ザ・ベストテン」などの音楽番組しか情報源が無かった時代。まあ、YMOも、時を経て、「君に、胸キュン。」のPOPソングを創り、お茶の間に出てきましたし、坂本教授は、忌野清志郎と共に「い・け・な・いルージュマジック」をリリースしたり。そんな活動に流れていったんですが。その前に、YMOに出会っていたのですよね。不思議です。

 演歌、歌謡曲、アイドルなどなど。そんな様々な音楽が王道で。それを聴きまくる幼少期をずっと過ごすことになる時期。姉が田原俊彦のファンになったので、僕は近藤真彦を好きになるような時期を過ごすことになる、幼少期。その中でも、YMOの音楽はやはり異質で、刺激的でした。所謂インストの音楽を何故好きになったのだろう?と未だに不思議に思いますし。テクノなんてことは意識せずに聴いていたことが、大人になるにつれて、なにかしらの、無意識に染みついたことになっていたのかもと。そう思ってもいいかもと思ったりしますです。

 そうそう。

 こんなカタチで、自分の音楽遍歴を綴るということを始めたのですが、なんか、どっかで辻褄が合わなくなってきそうな怖さを感じています(笑)。それでもこの駄文に付き合って頂けるならば。そこは許して頂けると幸いです(笑)。

 よろしくお願い申し上げます。。。

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