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近況

それなりに長い間生きてくると、「こんな事起こるんだ」ということを少なからず経験するわけで。今も正に「こんな事起こるんだ」。世の中は自粛、仕事はリモートで、となっていますが、うちは夫婦共に出勤し続けています。

私は一応医療業界の端っこの方におりまして、6月に開院する大きめの病院に納品するシステムの開発を続けております。開発に必要な機材の関係で、家での作業は現実的でなく、時差出勤、週末出勤して平日代わりに休むなどの工夫をしながら、事務所を私一人だけの状態にして頑張っております。色々と葛藤もあるのですが、予定通り開院すれば病床数も増えて世の中の役に立つと思っているところです。

妻は医療職で、精神科クリニックと福祉事務所を掛け持ちしており、こちらも現実問題として休むわけにいかず。外来は一時的に閉めているようですが、代わりに訪問をして定期的に患者さんの様子を見ていかないと、この長期戦で調子を崩している方も多く、放置しておいたら後でリカバリが効かなくなりそうな状態だそうです。

政府の要請する7割減やら8割減が進まず、もっと制限を求める声も日増しに大きなってきているように感じられます。ただできれば、そういう制限を求めるのではなく、もう少し一人ひとりが自主的に考えて、身の回りの現実に即した対応を実行できればなと切に願います。政府や知事は必ずしも現場の末端にいる、社会的に弱い立場の人々の現実まで考慮してはくれませんし、大概、彼らが要請してくる内容は、そういう弱い人々にとっては色々な面で難しいことだったりします。皆さんの周囲にも、そういう人々がいるかも知れません。だから、仮に現状不適切な場面に出くわしたとしても、出来れば頭ごなしに怒鳴ったりしないで欲しいのです。彼らだって不安なんです。

以上、とりとめなく、近況でした。


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