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最終章 ~感動をありがとう~

ハバリ?ムズリ〜
どうも新井 伸です!ついにケニアと別れを告げる日がやってきました。。

最後のアフリカ物語は..
約1ヶ月お世話になったMorris家族との感動の別れ、新井 伸はケニアで何を感じ、これからはどう生きていくのだろうか。

僕の夢が実現した奇跡のストーリー
最後まで見てくれよな!

それではケニアへLet's go〜🇰🇪!

(まだ第5章をご覧になっていない方は下の記事をタップ↓↓)

最終章 ~感動をありがとう~
 ①履修登録 in Kenya
 ②Morris家族との別れ
 ③感動をありがとう
出典 : 日本にいる新井 伸

①履修登録 in Kenya

履修登録5分前にりんごを食べる新井 伸

アフリカ最大のキベラスラムに別れを告げて、
UberでMorrisの住むThikaへ向かった。

なぜなら、
大学の履修登録があるから!!

あー、大学が始まってしまう、、
春休みが終わってしまう。

憂鬱な気分だが、時間は迫ってくる。
さあ履修登録をしよう!

僕の通うAPU(立命館アジア太平洋大学)は、
授業を履修したい場合、クリック戦争に勝つ必要がある。

なぜなら、人気な授業は履修開始と同時にすぐ無くなってしまうからである。

したがって、我々は戦わなければならない。
今回は共闘だ、Morrisがいる。

絶対勝つぞ、Morris!

APUのクリック戦争を勝つための必勝法を知らないあなたに、秘密だが教えよう↓


APU 履修登録のススメ

①楽単を探すべし
②必修の授業と楽単を擦り合わすべし
③WI-Fi環境を整うべし
④いざ尋常に勝負!


楽単も探した!(楽に取れる単位のこと)
理想の時間割も作った!
WI-Fi環境!WI-Fi?

やばい、電力会社の社員がクビにされることに歯向かうサボタージュ、つまり週2で停電が起こるこのThika。大丈夫なのか??

あとはWI-Fi環境、youtubeも観れるし電話もサクサクできる、まあ大丈夫だろう!

あとは尋常に勝負するのみ。

時刻は朝の3時20分。
(履修登録は日本時刻で9時半から)

勝負が始まる。
10分前になった、よし準備万端だ。

Morris, Are you ready?
Morrisは言った、I'm ready.

よし、相棒も準備万端。
クリック戦争絶対勝つぞ!

すると、
Morrisが一階のリビングに行くと言って席を外してしまった。。(Morrisの部屋は2階✌️)

おいMorris! あと10分でクリック戦争が始まるぞ、大丈夫なのか!?

残り5分、
Morris! You have to come back!

僕がそう言うと、Morrisは帰ってきた。

「おい何してたんだ!もう戦争が始まるぞ。」
「知ってるよ、腹が減ってたんだ。Shinお前もリンゴ食うか?」

Morrisは小腹が空いたからリビングにあるリンゴを食べていたらしい。

Oh my! 履修登録でもカルチャーショックを受けた新井 伸。リンゴは格別に美味しかった。


リンゴも食ったし、いざ尋常に勝負!
クリック戦争が始まった。

まずは1番人気の茶道。
お茶を作るだけで単位が取れる化け物級の楽単!もちろん、みんな茶道を取るために命懸けで勝ちにくる。

履修登録サイトをクリック!
茶道はどこだ茶道はどこだ?

ん?クリックしても開かれないぞ?


wifiくそ遅かった。
あの青色の丸が画面中央でグルグルずっと回っとる。

おいMorris! wifiが悪くてこのままだとポンパンが取れない!(ポンパンは茶道の先生)

お前は大丈夫なのか?Morris!!

「Shin, Are you started?」

Morrisはまだクリック戦争始めてなかった。

wifi環境とMorrisの行動に大爆笑した新井伸。
クリック戦争は見事完敗して、
残り少ないケニアの夜が過ぎていった。

②Morris家族との別れ

ケニアを旅立つ当日の朝

月日は流れ、1ヶ月。
PCR検査も陰性、準備は整った。

ついに、ケニアを旅立つ🇰🇪

当日の朝にはMorrisの親戚が家に来た。
日本人を一目見ようと来たそうだ。

親戚の女の子が何やらスワヒリ語で僕に話しかけてきた。

なんと僕のためにビーズを組んでくれたのだ。

感動しそうになった、これが150silしなければ。(いやお金取るんかーい!w でも安すぎるもんで全然嬉しいで〜)

Morrisの親戚が作ったビーズ

Morris家族へ感謝の手紙を渡して、
ケニヤッタ空港へと向かった🚗

Morrisの弟トレバーは、「Where is your home? Is there your home?」

お前の家はどこなんだ?ここがお前の家か?

トレバーは僕の家がケニアにあると思っているようだ。

Morrisの父に最後のケニアを案内してもらう。

「Do you remember? You bought a yogurt there. You went there, we went there..」

覚えているか?お前はここでヨーグルトを買ったんだよ、お前はあそこに行っただろ?俺たちは一緒にあそこにも、あそこにも!。。

思えばケニアのそこら中Morrisと、dadと、たくさん冒険した。

まだケニアに来て1ヶ月、でもケニアで過ごした全ての記憶が懐かしく感じた。

あーついに俺帰るんだな。首都ナイロビに到着、もう少しで空港だ。

すると、
車がガコン!っと音を鳴らした。
「何が起こった!?大丈夫なのか?」

道路に落ちていた硬い何かを踏みつけたような音だった。

それによって車は少し故障。
一度停車した後、車が動くことを確認して再出発をする。最悪の事態は免れた。

(いやMorrisの家早めに出発してよかった〜、空港行く道で車故障して帰国できませんでしたとかシャレにならん!)

ついに、空港へ到着。
Morris家族と最後の握手を交わし、ケニアを旅立った新井 伸であった。

③感動をありがとう

アフリカンサファリ

「俺はケニアへ行きたい」
この言葉を言い始めた一年前。

交換留学で行くぞ!!
そのために英語を頑張って勉強して、
IELTSでいい点数取って、
最高の大学生活にするんだ。

そんな計画は簡単に崩れた。

コロナウイルスによって🦠

APUに入って半年が経過。
交換留学は無くなり、海外には行けくなった。

もうケニアには行けないのか。
俺は日本で1年過ごすしか無いのか。

いや待てよ。
何で交換留学でしか海外行けないと思ってんだ。

俺は行きたいんじゃなかったんか。
行きたいなら行けよ。
行ける方法を探せよ。

諦めが悪い自分は、
新しい友達ができれば「ケニアへ行きたい」と言い、古い地元の友人に会えば「ケニアへ行きたい」と言い、アフリカ関連のイベントに行けば「ケニアへ行きたい」と言った。

言い続けた。

そしたら夢が叶った。

ケニアへ行くことができた。

そしてケニアにいるMorrisから家に泊まってくれと声をかけてもらった。

春休みが最高の思い出となった。

全てが複雑に絡み合って、夢は叶った。

僕の夢を応援してくれた人
僕の夢を見ていてくれた人
僕をケニアへ行かせてくれた人

色んな人の助けがあったからこそ、素晴らしい旅を実現することができました。

そんなみんなにAsante Sana.

そして感動をありがとう。

アラジンを送る会

p.s.
帰りの飛行機✈️
ケニアから旅立つ瞬間を待ちながら、
指定席で写真を見返す新井 伸。

涙が溢れて止まらない。
改めて最高な旅だったな。


あれ、ルービックキューブ忘れてきた。
大好きなルービックキューブをMorrisの家に忘れてきた新井 伸であった。


日本で再開したMorris🇰🇪と新井伸🇯🇵


以上
新井 伸のアフリカ物語でした。

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