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食べ物四方山雑記

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食べ物のくだらない話。
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Pの幸福論

Pの幸福論

初めてPの存在を知った時から思っていた。
Pと私は相見えることはないだろうと。

切望しても、Pは飛んできてはくれない。飛ぶことを禁じられているから。私が飛んでいくのもなかなか容易ではない。
Pと私の距離は、1166km。

Pを想うこと数年が過ぎ、平成最後のこの夏に
千載一遇のチャンスが舞い込んだ。

夫の実家にて毎年恒例の夏旅行。その今年の行き先は九州。そして恋い焦がれたPは大分にいる。迷

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宮代町のlaboへ。

宮代町のlaboへ。

新しい車が未だ馴染んでいないので、ドライブがてら、久しぶりにお気に入りのパン屋さんを訪れた。

昼食にガッツリめのパンをチョイス!
手前 ゴルゴンゾーラ、奥 厚切りベーコンとトマトのタルティーヌ。

ゴルゴンゾーラは、ベーコンと胡桃のパンにスライスされたゴルゴンゾーラチーズが挟まっていて、このお店に来たら間違いなく買いのお気に入りの逸品。ベーコンの塩気に大きめの胡桃の歯応えがアクセントになり、ゴル

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マルコポーロはどんな時も美味しい。

マルコポーロはどんな時も美味しい。

羽が生えていた心が、一気にドシャッと底無し沼に沈められるような気持ちになることがあり、著しく消耗してしまったので、大事に取っておいたマリアージュフレールのマルコポーロをとうとう開封した。

感情のままに振る舞えたらいいけど、多種多様のブレーキを搭載している為、燻るのみの泥塗れの心。

どうやったら明日に差し障りないように、少しでもリカバリーできるか、考えて考えて。

そして威力を発揮したマルコポー

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安定のひとり。

コンラッド東京のハロウィンアフタヌーンティーが可愛過ぎて、とても行きたい。

しかしながら、一緒に行ってくれそうな人が
あまり思い浮かばない。

ひとり回転寿司、ひとり焼肉。
ひとり吉牛、ひとりラーメン。

ひとりラーメンは仕事帰りに銀座4丁目だった。
見知らぬ女性2人組に
「見て、あの人!女ひとりでラーメンなんて、信じられなぁい!」
とコソコソ陰口を叩かれながらも、意に介さず。ちなみに、ひと

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普段は御構い無しに。

振舞いは、装いに比例するものだな
と、今日車を走らせていて思った。

私は昼食の時間に運転していて
なおかつ
そのあとに食事をとる時間がない場合に
ハンドルを握りながら、おにぎりなどを食べたりする。
対向車の目に留まったところで
別に御構い無しだ。

今日も同じような状況で
車を走らせており
コンビニで購入したものを食べようと思ったところ、いつもにはない感情が発生した。

「躊躇い」である。

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来年の昨日は何を思う?

来年の昨日は何を思う?

昨夜もお祭りへ。
勇壮な提灯の山車が幾台も駆け巡る。

こどもの頃から数え切れないくらい
このお祭りには来ているが
雨が降ったり止んだりの昨日は
青臭い高校生の頃を思い出した。

片想いの相手とお祭りに行けるかどうかみたいな。

中学の同級生が、オステリアの
オーナーシェフを務めており
お祭りで、スパークリングワインと
おつまみを出していた。

ピクルスとバジルソーセージをつまみに
軽く一杯頂いて

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愛と笑いの夜。

愛と笑いの夜。

祭りのテンションは独特だ。
みんなが浮ついていて
若い子たちは、どこかギラギラしている。

ジャンキーな出店フードも悪くないけど
路地裏のバルが
スパークリングワインとバーニャカウダを出していた。

外で飲むと、さらに美味しく感じる。
こどもたちは、かき氷ね。
#写真 #祭り #こども #ワイン