うちのデザイン会社に電話したら

うちのデザイン事業持株会社に電話したら、デザイン会社に行ってますと言われ、デザイン会社に電話したら近くから、もぉーって感じに煮詰まってるような声(笑)

どうしたん?って聞いたら、やはり煮詰まってると(笑)電話を代わって少し話したら落ち着いたみたい(笑)

ボスはデザインの仕事をどうこなしてます?って来たもんだ(笑)

そもそも俺はデザイナーではない。そりゃーね、新しいタイプの店舗を作ったりする時の空間デザインはしますよ。
今ある出入口の扉や窓は、このビルがデザインされた時からあるもので、外から見たら合ってる。それを邪魔しない空間デザインにしてる。
天井の高さも違う。使うテーブルの材質や色、皿の色、照明の形や明るさとかね。

ここで言えるのは、自分はスキルがないと考えてる。自分のスキルを捨てて考えるということ。
話を聞いてる感じだと、自分のスキルを活かそうとしてる。それを全て一度捨てろ。まっさらになるんや。

プロダクトなら、まずは自分ならどう使いたいって入りでもいい。そうすると自ずと機能が出てくる。その機能を邪魔する事ないデザインにしていくのも一つの方法。
やり方なんかいくらでもある。フラットに自分の思いのままデザインしてみろよ。いくらでも修正は効くんだしさ。頭に浮かんだのを全て書き出せよ。これとこれを合わせたらいけるかもってのもあるかも知れんぞ。
それで形にできそうなものは、いくつでもプロトタイプを作れ。2Dで見るのと3Dで見るとではまた違った見え方もするしさ。と言ったらサービスデザインなんですと言われたから、知ってるよ。今、何の仕事に取り掛かってるかを確認した上で、プロダクトデザインの話をしてる。

君が仕事としてやってきたプロダクトデザインだって同じってこと。うちのデザイン会社にいるのだから、最初の研修で言われてないかな?完成させるな。デザインに余裕という遊びを持たせろ。その遊び部分が更に進化し続けていく。永遠に完成しないデザインにしろ。常に余裕である遊び、伸び代を残す。
それが、その時に合った目的である本質的なニーズに近づき、お客さんに選んでもらえる。

サービスデザインを難しく考えるな。他のデザインやプロダクトデザインと同じや。自己満の美術や芸術ではない。必ず君以外の人がそれを見る、使う。利用する。ということ。何も難しくない。まずはスキルを捨てろ。

接触するユーザーの体験そのもの。人によってプロダクトやサービスを知る、見る、触れるタイミングも違うわけだ。それなのに単体のデザインだけなんて無駄やんか。
知る、見る、触れる、それぞれに対応できるデザインが必要ってこと。ファシリテーターであれと言うことやでー

プロダクトデザインも徹底的にお客さんの声を聞く。UXデザインと似たようなもんさ。それはサービスデザインでも同じこと。これもデザイン研修でコンサルスタッフを派遣して言わせてるが、お客さんの声を集めて満足するな。そこにはお客さんが気付いてない問題や課題もある。

そのプロトタイプのサービスデザインマーケティングで集めた声を実行したら、そのお客さんが気付いてない問題や課題が出てくるかも知れない。だから余裕を持たせる必要があるわけさ。声なき声を聞けということね。含みを持たせてデザインできればいいんじゃない?

サービスデザインはリフレーミングなんだからさ。お客さんが気付いてない問題や課題が出てきたら、それがサービスデザインの中に落とし込めるのか、新たな課題として、ソーシャルデザインの視点で入っていくのかを考えればいい。完璧なんて世の中にそんなないぜ(笑)

俺なんか欠陥品。ウォルマートのセール品やで(笑)アルディーやリドルでもいいけど。もしかしたらKマートかロスドレスフォーレスかも知れない。俺、どんだけ格安なんや(笑)

このデザイナーもなんでいくつかのサービスデザインを受注して、一部をデザイン会社にふったのかを理解できてないようだな。
君達の成長の為だよ。君達なら出来る。
だって、うちのプロダクトデザインはUXデザインがクリアできないと世に出さないし、うちらにプレゼンする必要もある。

なので、プロダクトデザイナーならば、サービスデザインもできるんよ。もちろん他の分野でもデザイナーとしてやってた人もできるんよ。
スキルを捨てて、まっさらからデザインできるかどうかやね。
そしてプロトタイプから集めた声をどう反映させ、声になってない問題や課題を見つけられるか。

まぁ、うちの福利厚生もサービスデザインなんだけどね。そこに気付けばいいのだけど、それは教えない(笑)教えられるのと気付くのは雲泥の差が今後に出てくるからね。今回みたいなヒントはいくらでも出すけどさ(笑)人材育成って大変っすよ(笑)成長して、さっさとうちを辞めてくれ(笑)

てか、しれーっと成長できるようにシステムを組んであるんやでー。俺のこの気の使いよう。自画自賛(笑)俺、大丈夫か?多分、ダメだと思います。俺は世界一のバカなんてレベルちゃうでー。宇宙一のバカを目指しております。

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