志しは大切。大志を抱いてもOK

叶えられそうもない大きな志を立ててもいいか?と。大志はその時点では叶えられそうもないから立てる。努力を積んで力がついて叶えられそうなものになってくる。
志半ばで無理と解ってもそのときまでに養った力で叶えられる志に置き換えることもできる。だから、大志を抱いてもOK。

でも間違えた努力をしない為にその都度の検証は必要。間違えてもいいんです。それを修正できる人になればね。修正できるってことは間違えたことを認識できるってことだからね。
成功しても検証、失敗しても検証。うちの会社はそれを全スタッフがやるから必要とされる企業として存続できてる

これはうちの子どもにも言ってきた事だけど、何か成果を出そうと思ったら大抵3年は必要。
日本にも「石の上にも三年」がある。または「1万時間の法則」ね。
1万時間の法則とは、何事に置いてもプロレベルになるには大体1万時間かかるというもので、1万時間を3年で割ると一日約9時間という事になります。

仕事であれば就業8時間を集中的に過ごし、その上残業1時間をやりこんで何とか3年で一人前になれるといった所で、感覚としてあながち外れてはいないと思います。
ただし、時間だけでは無く密度や集中力も重要ですから、それによってトッププロか、アマに毛の生えた程度のプロかは分れますが。

あらゆる成果の根拠は「継続と行動」にかかっていますから、途中でやめたら成果ではなく、結果でしかない。1年くらいは何でも続きます。
でも1年半程経ってもたいした変化がないと、それ以上続けても何も起こらないと思い、勝手に見切りをつけてしまう。

見切りを付ける前にやってもらいたいのは、そこまでに費やした時間を計算し、1万時間の法則に対して何%達成しているのかを計算すること。
例えば毎日1日3時間続けてきたことなら、たった1,500時間。「達成率15%か、そりゃたいした変化がないのも当然だな」と、冷静に判断できるはずですよ!

この時間達成率と自己の変化率を分けて検証するってことね。時間達成率が15%なのに、自己変化率が10%なら、どこか効率が悪いのか、間違えた志向の基で間違えた努力をしているのかを検証しないとね。

物事を始める時、ただ勢いで始めるのも大事ですが、成果の根拠は「行動と継続」にかかっていますから、どちらが折れても成果は生まれません。
だから初めにする事は、具体的な目標設定と計画作りです。それが書けないなら、それは目標に至る工程表を描けない、単なる空想レベルで終わっている

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