吉本興業の芸人2人の会見を見て

吉本興業のことで、めっちゃ来てるけど、俺にはどーでもいいんだけど(笑)
日本でしか通用しないローカルなんてどーでもいい。と思いながら帰りの韓国からの機内で芸人さん2人の会見は3倍速で見ましたが、俺には保身にしか見えなかったけどね。

会社がまだ記者会見をさせないって言うには理由がある。

事実関係の裏を取れてないか会社側にも隠しておきたい事がある。だいたいの場合はこれのどちらか、または両方。

名前がわからないから芸人2人としますが、この2人を含めた自主営業に参加した芸人さん達が、金銭の授受がないからあるに変えたよね。

その時点でそれまでに聞いた話は、全て白紙に戻す必要がある。全員が金銭の授受がないと証言した時点で関係各所には謝罪を兼ねた報告をしに行ってるはず。普通の会社ならね。
それも無駄足となり、実は金銭の授受があったと言われたら、はぁ?って会社としてはなる(笑)
そこで一つ信頼関係が壊れる。結果、白紙に戻してヒアリングを個別にやるしかなくなる。
警察の事情聴取みたくやるしかなくなる。それで事実を積み上げていって、全ての流れが把握出来たら、細かな経緯を含めた2度目の会見を会社として開き、それが終わった後、当事者が会見する。

会社として1度目は簡単な会見になる。会社として謝るだけの会見。わかってる事実関係を時系列で発表し、現時点でわかってるのはここまでです。事が重大だと判断したので、判明している事実関係を皆さんにお伝えし、まずはお詫びを申し上げたい。と言って終わるものしか1度目にはできない

どっちか忘れたけど、家族と言うなら子供が謝ろうとしているのを親は止めないってね。聞こえはいいが単なる保身やん。
貰ってないから貰ってるに変えておいて、会社として全体像が把握できてないなら、会見はちょっと待てってなるわな(笑)それなのにこの芸人は会見をやらせろと。

この2人はアホみたいだから、わからないならそれは会社が説明してやらんといけないとは思うけどね。
証言を変えておいて、全ての事実関係の把握ができてない状況で、この2人は弁護士を立てた。そりゃ、会社から見たらこいつら舐めとんのかってなるわな。この時点で信頼関係はなくなる

2人の会見での発言が全て事実としたら、会社側にも問題がある。このような事柄の話し合いの中でパワハラ的な発言が会社側からあるのが問題なのと、なぜ会見がのびのびになるかの説明をしっかりしないといけない。芸人と世間に対してね。

会社側の人から静観するや大丈夫だという発言もあったと2人は言っている。それを聞いて憶測で申し訳ないが、吉本が大阪万博の民間部門のトップを張り、沖縄では教育事業も始まる。両方とも税金が投入される案件。これを失うのが怖いのかもね。

まぁ、2人の会見を見た感想はこんな感じです。会社側の会見は長いと言われて、見るのが嫌になってる(笑)ほんとは双方の会見を見て意見を述べないといけないんだけど。時間がなくて、ごめんなさい。

吉本興業のベースとなるビジネスモデルは、箱を用意して、そこに芸人を出させて、お客さんからはそこそこの料金を取り、出演者の若手芸人をタダ同然で使う。
そこで芽が出れば、座長になったり、テレビに出演したりとなるのだろう。芸能人の多くは個人事業主。下請けになる。

会社が仕事を取って来て、個人事業主である芸人に仕事を降ろすって構造なんだろうけど、この構造であれば、ピンハネは仕方ないし、芸人成り立てならギャラは更に安くなる。
他の人でも事足りる間は、どうしても安くなる。指名で仕事が入ったなら、その分だけでも多く払うようにするべき

これはうちの海外の日本でいう芸能事務所もそんな感じ。海外の芸能事務所とタレントの関係性は、所属タレントではなくクライアントだからね。だからうちもエージェンシーとエージェントの会社がそれぞれあるしね。
なので、タレントがエージェントを切る事もあれば、逆もあるわけで。

うちのエージェンシーにいるクライアントもうちの海外ドラマやハリウッド映画にパッケージで売り込み、他社の作品に出るようになるとギャラが上がってくる。そんな高いお金を動かすの怖いから、他社エージェンシーに移れよってクライアントであるタレントに言う(笑)

エージェンシー会社、エージェント会社にいるスタッフの人数にも限りがある。名前が売れてくるとあちこちからオファーが来てスタッフが忙しくなる。
他にまだ売れてないタレントの売り込みが疎かになってしまうからね。うちの事業は底上げの為にあるから、有名になったタレントはいらんのよね。そりゃ、クライアントのタレントが有名になれば、売上も大きくなるが、うちが求めてるのはそこではなく底上げが目的だから、そこは曲げない。

また、そうなるのはタレントが事務所の商品でないからね。移籍してもらう基準は、タレント自身がエージェントと同様の契約形態で雇うマネージャー、弁護士、広報も含め、タレント中心のチーム作りをする段階に来たらね。経営者としてやる必要があるから、その研修をタレントには受けさせる

アメリカなんかタレントの能力や知名度に応じてエージェンシーを渡り歩くのは普通だしね(笑)誰々がどこに移籍したなんて話は、よく流れてくるしね。誰々がエージェントを切ったとか、エージェントが誰々を切ったとかもね(笑)アメリカは何でも流動的だからね。

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