2023年振りかえり

エンタメを中心に振り返っていきます。気になる作品あったらチェックしてみてね。

ゲーム

今年買ったものは意外と少ないけど『アーマード・コア6』『ストリートファイター6』『バルダーズ・ゲート3』あたりの楽しみだった奴がちゃんと全部楽しくて嬉しかった。あと『マジック・ザ・ギャザリング』をはじめたのと『VALORANT』をちょっと真面目にやったのも収穫。『オーバーウォッチ』は5年を超えて文句を垂れ流しながらも続けている。

・『アーマード・コア6』

発売してくれてありがとう……。2023年の一番の楽しみだったし、2023年で一番楽しめたんじゃないかと思う。個人的に対戦ツールは別で肌に合うものを見つけてしまっているので対人戦はのめり込まなかったけど、メインストーリーがめちゃめちゃ良くて、イカしたパーツもたくさんあって、10年待った甲斐があった。ちょっと話題になり過ぎて寂しくなったところもある。でもそれで新作が出るならそんなに良いことはないよね。

・『ストリートファイター6』

前作から本格的に格ゲーをはじめて、まぁまぁやれるようになってきたところで新作が出たのはタイミングよかった。これもめちゃハネたタイトルで、しばらく対戦相手に困ることはなさそうで助かる。個人的にはゲーム性の部分で嫌いなところもあるっちゃあるけど、長くアップデートされていくタイトルだから多めに見えるし、現状で楽しいところもたくさんある。シーズン2以降で気に入るキャラクターが追加されるととても助かる。

・『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』

だいたい25年くらい昔の格闘ゲームを去年はじめた。もともと動画とかはちょこちょこ見ていて、ドット絵のカッコよさとクセの強いキャラに惹かれていたのでようやくちゃんと遊べて嬉しい。「トゥエルヴ」ってキャラがそれはもう好き。

・『バルダーズ・ゲート3』

まだ全然遊べていない。12月末に日本語化されたタイミングで買って、時間で言えば20時間くらいは遊んでいるのでそこそこやっているんだけど、そもそものボリュームがデカすぎて先が見えない。
個人的には『ディヴィニティ』シリーズ(開発が一緒)が大好きだったので、近い楽しみ方ができてありがたい。進んだ先で何が待ち受けているのか、ビビりながらも手探りで進んでいく“冒険感”がすごくあるんですよね。2024年も数か月はこの作品に時間を吸われると思う。幸せ。

・『マジック・ザ・ギャザリング』

いまさらはじめたカードゲームの金字塔。ちなみに遊んでいるのは紙のカードではなくデジタル版の「アリーナ」って呼ばれる奴です。
ルールも何も全然知らなかったんだけど、なんだかんだと言って『ハースストーン』とか『シャドウバース』とかの知識が生きてすぐに慣れた。割とサクッと戦えるデッキが組めるのもありがたい。
あと「しつこい負け犬」っていうカードがとんでもなく好きでTwitterのプロフィールもこれにしている。名前も絵もカッコいいうえ、ちゃんと強いのが良いよね。

・『オーバーウォッチ2』

ごく稀に訪れる最高の瞬間を味わうため、かれこれ2000時間近く関係を持ち続けているDV彼氏。愛してる、ありがとう、許さねえ。

エンタメ(ゲーム以外)

もともと映画、ドラマってあんまり観ない人間だった(その時間でゲームをしたかった)んだけど、2023年は割と観た。特に『ザ・ボーイズ』と『インビンシブル』は最高でしたね……。ほかにも『ジョン・ウィック:コンセクエンス』とか『ベイビー・ドライバー』とかも各所で観た。似合わないなと思いつつ『オットーという男』も完走している。
映像作品以外だと小説『万事快調〈オール・グリーンズ〉』とか。ただ本当に小説を読まなくなっている。文章は読んでいるが小説は読んでいない。

・『ザ・ボーイズ』(+ジェン・ブイ)

2023年観てよかった映像作品のトップはこれ。ベタな褒め方になるが展開が予想を超えるパターンがめちゃ多かったし、キャラクターの魅力も半端じゃない。どいつもこいつもイカれていて、恐ろしく強い部分もあれば、何とも弱っちい部分もある造形が素敵。個人的には前にも書いたようにディープが好きです。

ジェン・ブイも割と方向性は違うところはあるけど、いろいろ予想を裏切られたって意味では近しい楽しさがあった。こっちのメインキャラクターが本編にも出てくると良いなと思っている。

・インビンシブル

『ザ・ボーイズ』と並んでアンチヒーロー(?)的なニュアンスをふくんでいるが、こっちは主人公もヒーローであるし、どちらかというと自分が持ってるスーパーパワーを何とか“正しく”使おうとするという意味ではオールドスクールなところもあるかもしれない。でも良いキャラしてるんですよ。
あとオムニマンの存在感は格別で、特にシーズン1終盤の絶望感はすごかった。シーズン2も今見てるとこでかなり絶望的な状況になってるので、これからどうなるかがとても楽しみでもある。

・『ゴジラ -1.0』

めちゃ流行ってたやつ。確かに退屈しない物語展開と分かりやすいキャラクターづくり、CGのクオリティに代表される絵力もあいまってかなり楽しめた。でも同時にエンディングは観終わった瞬間からどうしても納得がいっていないので手放しに称賛できないところもある。とはいえ面白いは面白いと思うので難しいね。

・『万事快調〈オール・グリーンズ〉』

救われない女子高生ズが大麻作って成り上がる話。こう書くとモラルもクソもないみたいに見えるが、作中で描写される彼女たちは恐ろしくまっとう……に見えるのが怖いところ。別に犯罪者って普通の人間なんですよね。
同時に(法を犯してはいるが)自分たちの手で未来を切り開いていく若人の姿として見ることもできたりして、いろいろ考えさせられたりもした。一方、僕が目指している場所ではないような気もしている。

・『泥棒日記』

小説。2023年か2022年か自信がなかったが、Twitterをさかのぼったら2022年末に買って読んだっぽい。正直かなり難しいというか感覚的な文章で、理解にはほど遠いけどところどころの描写はすごく良かった気がする。あと作者のジャン・ジュネという人間はけっこう好きなタイプかもしれない。

・『処刑の話』

これも小説、『変身』と同じフランツ・カフカのやつ。昔に一回読んだのだけど、なんかnoteの題材にしようと思って振り返りをした。ただ文章書いてたら「これ別に『処刑の話』の話してねえな」と思ってしまったのもあって止まっている。作品自体はそこそこ読みやすく面白いのでおすすめです、青空文庫にあるよ。

生活

ここは来年自分で読むためのものなので読まんでも良いです。

・完全栄養食「COMP」

朝食や昼食をこれに切り替えたら胃腸の調子がめっちゃ良くなった。なんか微妙に健康に気を遣うようになってきていてとても情けない。

・上京

上京しました。木を隠すなら森の中というけど、ろくでなしを隠すなら人込みの中かもしれない。マスクをして人の大群の間を歩いていればなんとなく普通の人になれて安心する。あと気に入った喫茶店を発見して入り浸っては煙草を吸っている。

・海外

アメリカ、中国へ。いろいろガバガバではあったけど何とか無事に帰れたし、割と楽しんだ気もする。言葉が違っても人間は人間だった。

・人

上京したのもあってちょっと人と会う機会が増えた。相変わらず周囲には良い人が多く、みんなによくしてもらっている。あと人前で食事をすることへの抵抗がちょっとだけ薄まった。


2023年は上京したり、初めて海外行ったりでいろいろあった。意外と生活はやれてしまっているが、それが良いのかどうかはまだ分からない。特に目立った心境の変化とか重めの迷いもなく、なんというかシケている。シケったままグダグダと生きて死んでいくのかもしれない。

一方で微妙に人間関係が広がったり、一応海外の土も踏んだりして一般的な目で見ると成長していると捉えられないところもない。でもやっぱり内面はカスのままだ。カスのまま死にたい。今年もよろしくお願いします。


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