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GINTINGとINTANONが久々の戴冠 INDONESIA MASTERS:FINALS

SUNDAY, JANUARY 19, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO

 決勝戦はとても白熱したものになり、Ratchanok Intanonが、Indonesia Masters 2020で1年前に大ケガをしたCarolina Marinの復活勝利を阻止しました。

Intanonは 21-19 11-21 21-18 のスコアで昨年3月のインドオープン以来の優勝を飾りました。

3つのタイトルを獲得したため、インドネシアファンにとってはこれ以上ない決勝戦となりました。男子シングルスではAnthonySinisuka Gintingが昨年優勝のAnders Antonsenを 17-21 21-15 21-9 で破り、2018年の中国オープン以来の優勝となりました。

試合は第2ゲームまでは白熱していましたが、その後、Antonsenがコートの隅まで動くのが難しくなりました。デンマーク選手はしっかりと守備しており、第1ゲームは安定していましたが、試合が進むにつれてミスが目立ち始め、インドネシア選手のスマッシュが決まるようになりました。ファイナルゲームでは、Antonsenはほとんどスマッシュを打てず、Gintingはスマッシュを何度も叩き込みました。

Ginting「相手は第1ゲームはとても積極的でしたが、徐々に疲れていきました。昨年は5度、決勝で負けていたのでとてもうれしい。」

Intanon’s Netplay Stops Marin

タイトルを見据えており、昨年の決勝で彼女がACL(前十字靭帯)を負傷し数か月間試合に出場出来なかったMarinの決意は1週間ずっと明らかでした。おとぎ話のような復活劇の結果は完璧ではありませんでしたが、Marin自身はそれほど失望していませんでした。

Marin「昨年ケガをした時にコーチと話し、目標の1つだったこの大会で勝つことが出来なかったので、幸せなのか、悲しいのか、不満なのか分かりません。でも大丈夫です、私は決勝まで来ました。その事実は間違いありません。Ratchanokはとても上手くプレイしました。相手は私よりネットプレイで冷静でした。しかし、まあ、そうなってしまうこともあります。今日起こったことを分析しなければなりません。」

性格通りのMarinは、前に出ていくスタイルでIntanonに圧力をかけました。彼女はたくさん動き第2ゲームをとりましたが、Intanonはネットで素晴らしいタッチをし決定的なリードを獲得しました。タイ選手は何度も何度もシャトルをネットインさせ、Marinに選択の余地を与えず、シャトルが上がった後にしっかりとスマッシュを決めました。

Intanonは14-8と安心のリードし、Marinは追いつけそうになく、2、3ポイント離れたままでした。その日は、タイ選手が素晴らしいタッチで貯金を作り、魔法のような手首の使い方で最後の2点を獲得しました。

Marinは自身の負けに納得し肯いていました。

Marin「今日は相手の方が冷静でした。相手の調子が良く、私はする必要のないネットプレイを少し長くしなければなりませんでした。相手はネットを何度も取り、また後ろにも返しました。私は相手の冷静さを学び、そしてまた状態を見なければなりません。私たちはお互いに攻撃を得意にしておりネットで先手を取ろうとします。今日は相手が私よりも優れていましたが、次はみていてください。」

一方Intanonは、試合の最後は一気に駆け抜けようとした、と言いました。

Intanon「ラストスパートをする時に相手のコートから風が吹いてきていたので相手は攻勢をかけてくると思いました。相手よりゆっくりプレーは出来ませんでした。全てショットを沈めていき、勝つにしろ負けるにしろ全力を出しました。」

「Carolina Marinは精神的に非常に強く、重要なポイントで攻撃的になります。私は自分のプレーをし、試合を楽しもうとしました。全ての選手はプレッシャーを感じています。なので自分をコントロールしないといけません。」

#バドミントン #BWF #ワールドツアー

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