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ベテランが敗退の危機:全英

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[Mohammad Ahsan(右)と Hendra Setiawan。]

THURSDAY, MARCH 12, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO

世界チャンピオンのMohammad Ahsan/Hendra Setiawan組[インドネシア]はYONEX All England 2020でタイトル防衛に不安定なスタートを切ったが、粘りをみせる古賀輝/齋藤太一を相手に緊張感のある中でも勝ち切った。

第2シードは、不安定なプレイが原因でファイナルゲームに 0-7、8-13 と不利な展開でしたが、その後は立て直し相手を追っていきました。20-17とインドネシアペアが3回のマッチポイントを得たことで試合は終わったように思われましたが、日本ペアは諦めずラストスパートをかけていきました。さらに3回のマッチポイントを防ぎ、Ahsan/Setiawan組は7回目のマッチポイントで試合を終わらせることが出来ました:12-21 21-13 25-23。

Gintingが陥落

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[Rasmus GemkeはGintingとの対戦で攻め、防りともに堅実にプレーしました。]

男子シングルスのホープでランキング上位2人が敗れ、インドネシアにとっては残念な一日となってしまいました。先に試合をしたのは第6シードのJonatan Christieで、マレーシアのLee Zii Jia(21-15 21-13)に屈しました。第4シードのAnthony Sinisuka Gintingも最初のハードルでつまずきました。デンマークのRasmus Gemkeは堅実な防りと強気な性格でインドネシア選手を 21-14 21-18 で打ち負かしました。

その他に敗退したインドネシアのトップ選手は女子のダブルスのGreysia Polii/Apriyani Rahayu組で、Chang Ye Na/Kim Hye Rin[韓国]に 21-17 21-15 で敗れました。

Match of the Day

スペインマスターズ優勝のPornpawee Chochuwong[タイ]は、ジェットコースターのような内容でHan Yue[中国]を 21-17 14-21 24-22 でなんとか破りました。

Chochuwongはファイナルゲーム 19-12 とリードして試合を終わらせたように思われましたが、Hanはそこから8ポイント連続で得点を重ねました。その後タイ選手は2回のマッチポイントを守り、66分で勝利しました。

その他の結果

Lakshya Sen[インド]は香港オープン優勝のLee Cheuk Yiu[香港]を 17-21 21-8 21-17 の見応えある試合の末に破りました。

カナダのJason Anthony Ho-Shue/Nyl Yakura組はMarcus Fernaldi Gideon/Kevin Sanjaya Sukamuljo[インドネシア]から1ゲームを奪いましたが、ファイナルゲームではミニオンズ[インドネシアペアの愛称]の怒涛の攻撃が戻ってきてしまいました、21-18 20-22 21-14。
それぞれの男女ダブルスと混合ダブルスで勝利したので、Marcus Ellis[イギリス]とLauren Smith[イギリス]にとっては良い一日になりました。

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[Ellis/Smith組は保木卓朗/永原和可那組を打ち負かした。]

Talking Point

「All Englandについて多くのことを聞いてきました。ここでプレーするのは夢でした。最初からこんなに良い試合が出来て嬉しいです。序盤はゆっくりと展開し、その後はスピードを上げてネット前で優位に立てました。」Lee Cheuk Yiuを破った後のLakshya Sen。

結果の詳細はこちら

#バドミントン #全英オープン #ワールドツアー

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