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全英:LEE ZII JIA選手への期待

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[マレーシアマスターズの準々決勝でShi Yu Qi(中国)を破り喜ぶLee Zii Jia]

TUESDAY, MARCH 10, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO

成長中のLee Zii JiaにとってYONEX All Englandは迫り来る大きな大会の1つです。昨年は参加出来そうでしたが、叶いませんでした。そのため、マレーシア選手はAll Englandに明日初めて出場するのを心待ちにしています。

「リザーブのリストに載っていたので、去年ここに来て試合をするチャンスがあるかもしれないと思っていましたが、運が悪かったです。大きな大会で、初出場なのでとても興奮しています。上手くいけば、良い結果が得られるでしょう。」と大会の前夜に世界ランク13位は語りました。

「全てのバドミントン選手はAll Englandで試合することを夢見ています。もちろん、私も非常に興奮しています。この大会は私にとって他の大会とは別物です。なぜなら、ここの雰囲気はとても偉大で、偉大な大会だと感じるからです。」

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Leeは男子シングルスの緒戦でインドネシアのJonatan Christieと対戦します。緒戦を突破した場合は2回戦では中国のLu Guang ZuとタイのKantaphon Wangchaorenの勝者と対戦します。しかし、Leeはインドネシア選手に対して0勝4敗なので、2回戦のことはまだ考えていないでしょう。

「私はChristieに何回か負けました。ここでリベンジして殻を破りたいと思う。」

今年の男子シングルスのトーナメント表は多くの選手にチャンスがあるように見え、Leeは調子の良かったシーズンの序盤からそのままAll Englandに出場するので波乱を起こすことが出来る選手です。彼はマレーシアマスターズの準決勝を戦い、そしてかなり重要なことに、バドミントンのアジア選手権の団体戦でチームを決勝戦に導きました。インドネシアとの決勝を戦う前に予選でインドのSai Praneeth、準々決勝では韓国のHeo Kwang Hee、準決勝では日本の常山幹太を倒しました。

「知っていると思いますが、私は昨年準々決勝で苦労しました。そのため、今年の最初の大会で準決勝に行けたことは新たな一歩を踏み出せました。」とマレーシアマスターズの出来について語りました。「調子を維持、向上させて良い結果を出せると思っています。」

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「団体戦では、第1シングルスが非常に重要であり、チームの士気を高めるため勝つ必要があります。最も重要な役割で、私はプレッシャーにさらされていました。」

Leeは更にランキングを上げていくためには自分が何かもう一つ身につける必要があると思っています。桃田賢斗は今年のAll Englandに参加しませんが、Leeは世界王者から学ぶところがあると感じています。

「桃田は適応力があります、彼はとても素晴らしい選手です。」とLeeは自身が成長したいと考えている一つの顕著な側面について語っています。「彼に勝つのは難しい、なぜなら様々なショットを使ってくるからです。そのため私は簡単なミスをたくさんしてしまいます。」

「もっと安定しないといけません。試合中に簡単なミスを多く犯してしまいます。また試合の出来も良い時と悪い時があります。私の弱点の一つは簡単なミスがとても多いことです。」

「コーチとともに改善に取り組んでいます。」

#バドミントン #全英オープン #海外選手

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