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開幕日の注目カード

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TUESDAY, MARCH 10, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO

YONEX All England、初日の水曜日に若い2人のスターが対戦します。彼女らのライバル関係はこれから10年間にわたって続いていくかもしれません。

昨年に急成長を遂げたを前回大会優勝で22歳のChen Yu Fei[中国]と18歳のAn Se Young[韓国]は、東京オリンピック後にはこの種目の中心選手になると予想されています。2人はこれまでに3度対戦しChenが3回とも勝利しましたが、差は縮まってきています。最後の対戦は中国オープンの2回戦でChenがファイナルゲーム、71分で勝利しました。

昨シーズンはChenが活躍しました。事実、All Englandが契機となり、2度優勝経験があるTai Tzu Yingと12回目の対戦となった決勝戦でをついに打ち負かしました。中国選手はそのまま勢いは衰えず、次からの対戦で3回のうち2回に勝利し、昨年をワールドツアーファイナルの戴冠で終えました。7回の決勝戦で7回の優勝をした輝かしいシーズンに相応しい結末でした。

An Se Youngも若いことと注目の対戦で結果を出したので見出しに取り上げられました。脚光を浴びた功績はフランスオープンの決勝戦でCarolina Marinを破ったことで、年末に向けてトップ10に入る切っ掛けになりました。

2人の選手は驚くほど短い期間でトップに立ちましたが、2人の試合は女子シングルスの今後の方向性を示す指針となります。長いラリーでも相手に攻める機会を与えないなど多くの点で2人はよく似た選手です。

その他の注目の対戦:シングルス

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[奥原希望(左)とMichelle Li]

奥原希望 vs Michelle Li[カナダ]

2016年優勝の奥原とMichelle Liは9回対戦して6回奥原が勝利しています。Liが勝利した前回の対戦、韓国オープンはスコア 21-23 21-16 21-19 試合時間は73分と凄まじいものでした。

Pusarla V Sindhu[インド]  vs Beiwen Zhang[アメリカ]

8月に世界女王となった後にインド選手は調子を崩していたので、バーミンガムでどんなプレーをするか楽しみです。Zhangは2019年を安定して戦っていました。Pusarlaは5勝4敗と勝ち越していますが最後の対戦、韓国オープンではZhangが勝利しています。

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[インドネシアマスターズで優勝した瞬間のAnthony Ginting]

Anthony Sinisuka Ginting[インドネシア] vs Rasmus Gemke[デンマーク]

Gintingは直近の4つの大会で3度決勝戦に勝ち残り、インドネシアマスターズで記念すべき勝利を収めました。一方のGemkeはビックネームに対して闘争心を露わにして向かっていきます。この対戦が2人の初対戦になります。

Lee Zii Jia[マレーシア] vs Jonatan Christie[インドネシア]

Christieは4勝0敗ですが、2人の争いはこれからも続いていくでしょう。21歳のマレーシア選手は番狂わせを起こす可能性があります。水曜日に自分の試合が出来れば面白い試合になるでしょう。

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[急成長を遂げているタイの若者Kunlavut Vitidsarn。]

Lin Dan[中国] vs Kunlavut Vitidsarn[タイ]

5度の世界王者と3度の世界ジュニア優勝者の対戦です。Linは昨年の唯一の対戦でファイナルゲームで勝利しましたが、若いタイ選手はその時から成長しているはずです。

Lee Cheuk Yiu[香港] vs Lakshya Sen[インド]

18歳のSenにとってこれが最初のSuper 1000の大会です。ここ最近で良い結果を出しています。一方のLee Cheuk Yiuは昨年の香港オープンで優勝して名前を上げました。

トーナメント表

#バドミントン #全英オープン #注目カード

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