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1回戦を終えライバルへ:全英

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WEDNESDAY, MARCH 11, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO

世界ランク1位のChen Yu Fei[中国]は昨年最初に優勝した舞台に戻り、危険な挑戦者に67分で勝利しました。

An Se Young[韓国]に対して第1ゲームを失ってもChenは普段通りにプレーを行い、YONEX All England 2020の1回戦でライバルの18歳韓国選手を 14-21 21-14 21-15 で勝利しました。

基本的に第1ゲームではAn Se Youngが自身の特徴を活かしたプレーで頑張り、Chenをロングラリーに引き込みました。ChenとAnはどちらも完璧な守備とプレーの安定性で知られており、Chenは第2ゲームに強く攻める必要があると知っていてそれを行いました。それはさらなる粘り、鋭いストローク、ネット前の素早い対応でした。Anは対策を見出せていませんでしたが果敢に食らいついていきました。

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[Se Youngは好調なスタートを切りましたが、優位に立つことができませんでした。]

彼女は試合運びがChen Yu Feiを追い込むにはあまりにも受け身であったことを認めました。「シャトルを返すことを第一に考えていました。おそらくそれがこの様な結果になった理由です」と彼女は推測していました。

Anの急成長は誰もが注目していることで、Chenはゲーム内容が少し似ていることを認めました。というよりも、Anの試合は数年前の自分を思い出したと言いました。

Chen「彼女は躍進を遂げ、トップ選手にも勝っています。そして私もプレッシャーを感じています。キャリアの初期で彼女のプレーと私のプレーにはいくつかの類似点がありますが、今では攻撃のスキルが向上しているので、攻める事に関しては有利だと思います。不安にならないように自分に言い聞かせました。そして、相手は忍耐強い選手なので、我慢しなければなりませんでした。」

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トップ選手、特に2月にイギリスに到着しノッティンガム大学で練習をしていた中国チームにとってAll Englandへの準備期間は難しいものでした。Chen自身は1月中旬にインドネシアマスターズの1回戦で敗れて以来、試合をしていません。

Chen「大会で試合をしてからしばらく経ちました。もちろん、再び試合が出来ることを嬉しく思っています。練習はしっかりと行えました。ノッティンガム大学が練習場所と宿泊施設を提供してくれたことに感謝しています。とても助かりました。」

2019年に数々のメジャータイトルを獲得する切っ掛けとなったAll Englandに戻ってきた感想は?

Chenの答えはライバルたちへのメッセージでした。

「もう一度優勝するために全力で戦います。準備は十分にしてきました。」

その他の結果

#バドミントン #全英オープン #ワールドツアー

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