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緊迫した決勝戦でデンマークペアは惜しくも敗北 INDONESIA MASTERS: FINALS

MONDAY, JANUARY 20, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO 

Greysia Polii/Apriyani Rahayu組は地元で大きなタイトル、DAIHATSU Indonesia Masters 2020を獲るために手に汗握る女子ダブルスの決勝戦を闘いました。

対戦相手のデンマークペア、Sara Thygesen/Maiken Fruergaard組は、80分の長い試合の終了時に2つのマッチポイントがありましたが、最終的にはPolii/Rahayu組が 18-21 21-11 23-21 で首の皮一枚で勝ち残りました。

他の2つのダブルス決勝戦は、Marcus Fernaldi Gideon/Kevin Sanjaya Sukamuljo組(男子ダブルス)とZheng Si Wei/Huang Ya Qiong組(混合ダブルス)が勝ちました。

Marathon Final

この試合はデンマークペアの強打とネット前への飛び込み、インドネシアペアの粘り強い守備との戦いでした。2018年3月の全英オープンでChristinna Pedersen/Kamilla Rytter Juhl組以来のトップツアータイトルを目指していたデンマークペアのThygesen/Fruergaard組は、攻撃的なゲーム展開で試合の序盤は優位に立っていました。しかし、インドネシアペアがコートの奥に出す球を前衛の選手が触ることが出来なくなり流れが悪くなりました。

Polii/Rahayu組は第3ゲーム 18-15 で勝利を意識しましたが、デンマークペアは最後まで闘う姿勢を見せ、終わりのないラリーでも攻撃を止めませんでした。デンマークペアは 20-19 と 21-20 でマッチポイントを握りましたが、インドネシアペアはどちらとも固い守備で防ぎました。特にRahayuはプレッシャーを撥ね退けショットの精度が上がり勝利に貢献しました。

Talking Point

Thygesen「本当に複雑な気持ち。とても良いトーナメントだったので嬉しく思っています。2つのチャンピオンシップポイントをものにすることが出来ませんでした。でもそれは仕方がありません。相手がわずかに経験が豊富で、最後にその差が出ました。」

「非常にうまくプレーしました。そして、自分自身を信頼すれば、最高の舞台に立つことが出来ます。まだまだやるべきことがたくさんあります。良いところもあったので、ここから改善していきます。」

Fruergaard「第2ゲームに入った時に厳しい試合になることを受け入れ、冷静さに保ち、諦めないようにしました。精神を強く保ちました。ファイナルゲームまで持ち込めたことを誇りに思います。20-19 と 21-20 で勝利に手をかけていたので残念でしたが、相手が素晴らしかったです。本当にたくさんのエネルギーが必要で疲れました。精神を強く保つために必要でした。」

試合後にデンマークペアを暖かく受け入れていたPoliiは、相手の闘志に敬意を表しました。

Polii「もちろん、イストラ(アリーナ名)で大きなタイトルを獲得できたことを嬉しく思います。それは私たちにとって大きなことです。長くラリーをして粘り強くプレーしました。正直に言うと、とても疲れ目まいがしていました。最初から結果に関係なく改善を続けたいと思っていました。」

#バドミントン #BWF #ワールドツアー

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